On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2020-06-20 08:42:57
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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至高の決断のひと 横田滋さん その1  (推敲しました)(もう一度、推敲しました)

▼県境を越える移動の制限が緩和された翌日のきょう6月20日の土曜、東京で見る限り、明るい好天です。
 みなさん、いかがお過ごしですか。
 今朝の空のように、晴れ晴れとした気持ちも湧いてこられていることを、こゝろの底から願います。

▼ほとんどの国会議員は、きのうの6月19日金曜のうちに、およそ「2か月半ぶり」(元防衛大臣)という地元入りをなさっていると思います。
 ぼくは選挙活動をせず、地元を作らず、後援会も後援会長もないので、ゆうべは閣僚らと交渉を行い、今日はこれから、午前中に出発して義父と義母のいらっしゃる墓苑に墓参りに行ってきます。
 天気の爽やかなあいだにお目にかかり、最近の日々のご報告をしようと思います。

 実の父は、兵庫県内の青山家の墓に家長を務めたひとりとして眠り、母は、日本キリスト改革派教会のクリスチャンですからキリスト教の決まりに従い、教会の共同のお墓にいます。同じく兵庫県内の海の見える地です。
 なかなか行けずに申し訳ないことです。
 ただ毎朝、自宅でお水を捧げて「祖国と主権者のために奮闘します。ありがとうございます。お父さん、お母さん、ご先祖さま、どうぞお護りください」と申しています。

 日本の神さまと、仁徳天皇の御子でいらした反正天皇をはじめ歴代の天皇陛下にお水に米、塩、ときにお神酒と祈りを捧げ、そして硫黄島の英霊のみなさまに一杯の氷水と祈り、白梅の少女たち、拉致被害者の亡くなられたご家族にお水と祈りを捧げるときは、「お護りください」はみずからの利にも繋がることですから申しあげず、深き感謝と誓いだけを申しあげています。
 これらすべての祈りとともに、いくつもの震災そして武漢熱を含めたくさんの厄災で亡くなられたかたがたへの鎮魂、いま厄災で苦しんでおられるすべてのかたがたの恢復への願い、そして拉致被害者をひとり残らず取り返す誓いを被害者とご家族へ申しあげ、最後におのれが脱私即的、わたくしを脱してほんらいの目的に即(つ)く、その生き方を貫くことをあらためて自身に誓って、朝の祈りを終えます。

▼さて、きのう6月19日金曜の午前11時から、自由民主党本部の最も広い部屋、部屋と言うよりは小ホールに近い場所にて、「北朝鮮による拉致問題対策本部」が開かれました。
 感染対策のために、今回はご家族、拉致被害者と特定失踪者それぞれの家族のみなさまをお呼びしていないということでした。
 ご家族は高齢のかたもいらっしゃるので、万やむを得ないことだと思います。
 たいへんに寂しく、申し訳なく感じましたが、救う会会長の西岡力先生が参加してくださり、ミニ講演もなさってくださいました。

▼こうした党の対策本部や部会について、以前は虎ノ門ニュースにて実際の配付資料をぼくの責任にてみなさんにお見せし、詳しく解説もしていました。
 これは、ぼくがあえて自由民主党の議員になった以上は、欠かせない義務のひとつと考えて、おこなっていました。
 虎ノ門ニュースのレギュラーから去った今、それができなくて、その義務が果たせていません。
 新たな動画を始めるのは、そのためがいちばん、大きいのです。
 新動画は、さまざまに考え協議した結果、チャンネル桜の協力のもとで7月から開始する予定が決まりました。
(チャンネル桜の番組の一つになるのではありません。あくまでぼくの個人動画です。そのうえで撮影やアップの実務をチャンネル桜が全面協力してくださるということです。チャンネル桜はスポンサーを付けて、それがチャンネル桜を支えることにも繋がります。ぼくは当然、スポンサー収入は1円も受け取りません。このブログも含めて、ぼく自身はスポンサーを一切、付けません)
 この新動画にて、部会などの報告を、以前と遜色なく行いますからお待ちください。
 これは、あらためて詳しく報告します。

 独立講演会も再開が決まりました。これもまた、詳細にアップします。

▼さて、まずはこのブログにて、きのうの拉致問題対策本部で行われた西岡先生の講演内容を、これもぼくの責任にて、紹介しておきたいと考えます。
 西岡さんがいちばん印象深く強調されたのは、あの温厚な横田滋さんが、いざという時にどれほど強靱な決断のひとであったか、その決断があってこそ、拉致被害者を取り戻す運動がようやくにして本格化した、その事実でした。

(その2へ続きます。もう墓参へ出発せねばなりません。あとでまた、お目にかかります)



 
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