On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2020-06-24 07:15:24
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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尖閣諸島の日本の海から日本の漁家が得た、沖縄県民と国民の海の幸です







▼いずれも、わがかけがえのない盟友、長尾敬・護る会副代表 ( 大阪14区の代議士 ) がぼくに送ってくれた写真です。
 長尾さんによると、地元の漁家のかたがたなど関係者が撮った写真とのことで、どこに出しても良い写真だそうです。 ( ただし、写真の著作権はあくまでも撮影したかたにあります )
 これは、その地元の漁家が尖閣諸島の海に出漁して、漁業資源を護りつつ、素晴らしい漁労技術で獲られた海の幸です。全部で700キロも獲れたそうです !

▼やはり長尾さんが送ってくれた地元紙の記事はこうです。 ( この記事の著作権は、その地元新聞にあります )



▼尖閣諸島は、日本固有の領土であり、その海は日本の領海です。
 領土問題も一切、存在しません。

 中国は、西暦1960年代まで、中国共産党の機関紙「人民日報」に、尖閣諸島を日本領と明示した地図を掲載していました。
 ところが、その60年代の終わりから70年代初頭にかけて国連の専門機関が「尖閣諸島の海底には、手付かずの天然ガスや原油がある」という趣旨の調査報告を打ち出すと、突如、「昔から中国のものだ」と言い張るようになりました。
 現在では武装した海警局 ( 中国のコーストガード、沿岸警備隊。しかし習近平主席の施策で軍部・海軍の一部としての性格を急激に強めている ) の船を連日、出して、尖閣諸島の領海を侵犯したり、日本の漁船を追いかけ回し、「中国の海警局が、中国の領海で不法操業をしていた日本の漁船を取り締まっている」という妄想と虚偽を世界に広めようとしています。

▼地元、八重山漁協のみなさんは、こうした極めて不当な圧迫、違法な暴力的行為に負けることなく、しっかり漁をなさいました。
 そして写真にあるような海の幸を東京に送り届けてくださいましたから、明日6月25日の午前11時半から衆議院の第2議員会館の地下1階、第7会議室にて長尾議員らが記者会見を開いて、そのお魚を紹介します。

 この行動は、もともとはチャンネル桜の水島社長らが漁家のかたがたを支えることも助けとなって、実現したとのことです。
 護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 / JDI ) の組織としての行動ではありません。
 したがって記者会見は、護る会は長尾さんをはじめ「有志による参加」であり、組織決定しての参加ではありません。
 また護る会に所属しない議員の参加もあり得ますし、チャンネル桜からもどなたかは参加されるのかも知れません。長尾議員によると詳細は、今夜に決まるそうです。

 ぼく自身は、当然、有志の一員として参加しようとしました。
 ところがその日、明日6月25日木曜は、午前10時00分から13時00分まで、与野党合意による「閉会中審査」として、経済産業委員会が議事堂分館の第41委員会室で開かれ、「経済、産業、貿易及び公正取引等に関する調査 質疑」が行われます。
 ぼくはこの経産委の委員ですから、絶対の公務として出席せねばなりません。
 記者会見の開かれる午前11時半は、もろにぶつかります。
 正直、記者会見の時間が変わればナァと心のなかで願いましたが、公務とはいえぼくの都合でマサカ、会見時間を変えていただくことはできません。
 やむを得ず、長尾さんにメッセージを託しました。
 記者会見で、読み上げていただけるかも知れません。
 会見では、魚のお披露目のほか、これも長尾さんによると「当日の漁労の状況や、魚釣島の今を伝える映像も流します」とのことです。

▼この漁家のみなさんの行動に、政府が連携するよう、ぼくは中枢に申し入れと交渉を行いました。
 しかし「尖閣諸島は日本が実効支配している。中国につけいる隙を与えるようなきっかけを作りたくない」との回答でした。
 それなら、漁家のみなさんが日常的に、正当な漁労をできるように、日々、政府が支えるべきです。
 尖閣諸島は、沖縄県石垣市の一部です。
 石垣市の中山義隆市長は長年の盟友です。その中山さんに最近、電話で確かめると、漁がなかなかできない情況が続いています。
 この現状に、自由民主党の議員として強く抗議し、反対します。

 中山市長が、字 ( あざ ) 名に尖閣の文字を正当に加えることを、政府はさすがに邪魔はしませんでした。
 しかし積極支援もしていません。

 中国は、日本の自由民主党の国会議員であるぼくが、尖閣諸島の海の幸をこうしてブログに写真でアップするだけでも、圧迫してくる可能性があります。
 だからこそ、このようにアップします。
 どうか、この豊かな幸の尊い姿を、主権者みんなが知ってください。



 
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