On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2020-08-02 10:00:23
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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メンタルが差配する

 きのう土曜の夜から、正直、原稿に苦しみ抜いています。
 公務に関するたいせつな動きが月曜から再び、予定されているので、きょうの日曜は、原稿執筆にとって最大のチャンスです。
 時差のあるアメリカの首都ワシントンDCも、日本が日曜のきょうは土曜です。
 たとえば今は、日本の日曜午前10時を過ぎたところですが、ワシントンDCは土曜の夜の9時を過ぎました。アメリカの動きも今は小休止ですね。

 だから、ぼくにとっては原稿に集中できる珍しい機会です。
 ほんとうは武漢熱をはじめ、週末も平日もない重大事がずっと進行しますから、その意味ではさまざまに連絡が入り、その連絡によって月曜からの交渉への備えも変わります。
 したがって、ほんとうの意味の集中はできません。原稿だけを考えればいい状況には、決してなりません。
 しかしそれでも、ふだんよりずっとマシなのが今です。

 さて、そうすると、頭に無駄な力が入って、逆に原稿が進まなくなるのです。
 無駄な力が入るのは、筋肉だけじゃない。
 考える力という、姿なきものにも、しっかり無駄な力が入ります。それが、いわゆるメンタルってやつの本質のひとつではないでしょうか。

 メンタルが最初からすべてを差配するわけじゃない。
 しかし、ある程度の訓練、技量、経験を蓄えてから先は、メンタルが自由でないと、望む成果は出ないですね。
 それを肝に銘じて、もう一度、原稿に戻ります。





 
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