On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2020-08-28 15:18:58
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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安倍総理の辞任の意向をめぐって

▼きょう8月28日金曜の午後3時からの自由民主党役員会で、安倍総理の辞任のご意向が報告されましたから、実際の辞任の時期は別にして、総理が二階幹事長に「任期中であるが、辞任したい」と話されたことは事実と受け止めるしかありません。
 ただし、あまりにも蛇足ですが、ぼくは役員ではありませんから、役員会に出席はせず、そこでの話も仄聞 ( そくぶん ) しただけです。

▼ぼく自身は、NHKで「総理、辞任の意向」という速報が流れてすぐ、総理に電話しました。
 予想の通り、留守番電話でしたから、そこに「潰瘍性大腸炎の治療をなさっているとは、聴いておりましたが、入院をなさってでも辞任はされるべきではありません」と入れました。

▼新しい動画の「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」で申したとおり、潰瘍性大腸炎のアサコールなど薬の薬効は次第に薄れることは、薬をめぐる一般論としても想定の範囲内です。
 また潰瘍性大腸炎はストレスで悪化する病態があります。
 したがって潰瘍性大腸炎を持病としてお持ちの安倍総理について、これだけ長く総理を務めていらっしゃれば、治療を強めたり、治療方針を変更したりということは、むしろ当然のことです。

 しかし、ぼくからみて、執務不能とは思えませんでした。
 ふつう、病気だからと言われれば「辞めてはいけません」などと申してはいけないです。
 ほんとうは、それが人間としての常識ですね。
 けれども、今の情況を考えれば、仮に入院時期を置いても、辞任だけはなさるべきではないと考え、至極、冷静に留守番電話に「辞任はされるべきではありません」と述べたわけです。

 安倍総理に、おおくの人が一斉に感謝を仰っています。
 それは、ぼくもまったく同じです。

▼いずれにしても、夕方5時の総理会見のあとに、「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」にて考えを述べます。
 ここにアップされることになると思います。





 
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