Home > 記事一覧 > 総理に問い、大臣に問い、行政官・官僚に問い、党首脳陣に問い、すべての問いは、具体的な提案と共におこない、問うとともに自ら直接、行動し・・・それを続けて7年目、疲弊し、鬱屈し、しかし弛まず、負けず。これからも負けないためには鍛錬も必要です
2022-10-02 20:40:59
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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総理に問い、大臣に問い、行政官・官僚に問い、党首脳陣に問い、すべての問いは、具体的な提案と共におこない、問うとともに自ら直接、行動し・・・それを続けて7年目、疲弊し、鬱屈し、しかし弛まず、負けず。これからも負けないためには鍛錬も必要です
▼ロシアが理不尽な戦争を続けています。
何が理不尽か。
ウクライナの4州を仮にほんとうに呑み込んだとして、ふつうのロシア国民にいったいどんな利益があるでしょうか。
親戚か、親か、きょうだいか、あるいは自分自身が強制動員され戦場に駆り出され、その先に何の幸福があるでしょうか。
報われざる死が待つだけです。
その戦争をあくまでもロシアとウクライナの人々に強いる、眼が怖い、プーチン大統領が何をしても、もはや誰も驚かないでしょう。
そのさなか、日本の外交官は極東ロシアのウラジオストクで、ふだんと同じような情報収集活動をおこなっていました。
日本を敵対国として揺さぶりたいロシア、その当局は公然とウィーン条約に違背し、日本の外交官の頭を抑えつけ、両手を拘束して連行し、そして取調室では暴力も用いました。
▼写真は、先週の木曜日 ( 9月29日 ) の外交部会です。ウラジオストク総領事館員の拘束事件が審議されました。
『この状況下でなぜ、平時と同じ情報の取り方をしたのか』という疑問はありますが、ロシアが国際法違反の拘束をしたのは事実ですから、あくまで日本の国益に資するように、ロシアの仕掛け・工作と狙いについて、インテリジェンス ( 機密情報 ) をもとに問いました。
▼このブログに最近、寄せられた真面目なコメントの中に、「 ( 関西テレビの報道番組の ) アンカーが終わって以来ずっと、青山さんを見失っていました。なんと自由民主党の参議院議員になっていたんですね」という趣旨のコメントがありました。
そうです、世の多くのひとが、不肖ぼくの今の国会活動、自由民主党を内部から変えようとしていること、新しい在り方の議員集団である護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) の代表を務めていること、それらを何もご存じありません。
6月と7月の参院選でも、それを充分に、悟りました。
▼「地上波のテレビに出てください」という声をよくいただきます。
そういうかたがたには、感謝しています。心配して、関心を持ってくださっている主権者ですから。
ただ・・・6年前に、初めて議員となったとき、TVタックルやその他いくつかのオファーをすべて断ったことは事実ですが、現在は、オファーそのものが無いのです。したがって番組に参加することはありません。
▼先日、議員会館の青山繁晴事務所へお見えになった、ある元将軍が、自衛隊内の票の動きについて語られていました。
「自衛隊出身の議員や候補のうち、芸能プロダクションに属してテレビに良く出る議員にどうしても票が集まります」
ぼくは「そうでしょうね」と答えました。
そうは見えないひとでも、芸能プロダクションに実は属しています。
国立大学の先生から国会議員まで、そうです。
芸能プロダクションの誘いに乗れば、ギャラも上がるし、テレビに出る機会も増えます。
ぼくは芸能プロダクションに一切、属しません。
政治献金を受けない、パーティ券を売らない、団体支持はお断り、後援会を作らない、派閥に属さない、動画のスポンサー料も受け取らない、それらと同じ生き方です。
芸能プロダクションに属さないことについては、議員になるずっと前、民間の専門家時代からそうです。
TVタックルの番組に参加していた頃、何度か誘われました。そのために、他のひとがほんとうは何をなさっているかが分かりました。
しかし、ぼくの生き方は違うので、丁重にお断りし続けました。
これからも変わりません。
▼では、アンカーという報道番組にはなぜ、参加するようになったのか。
ぼくが大阪で講演したとき、それをたまたま聴いた読売テレビと関西テレビ、それぞれの記者が「選挙特番に来てくれませんか」と声を掛けてこられました。
ぼくは、子供の頃から視ていた関テレを選んで、ご縁ができたのです。
その後、関テレの当時の報道部長が「キー局であるフジテレビの作る夕方の報道番組を流すのではなく、自前の報道番組を作ろう」と提案なさいました。
それを意気に感じて、番組に参加、30分ほどのコーナー「青山のニュースDEズバリ」を持つようになり、それが多くの視聴者と共に9年半、続いたのです。
▼芸能プロダクション以外にテレビ局が大切にするものは何でしょうか。
視聴者の声、スポンサーの意向でしょうね。
アンカーは、視聴者の声、それから、ほんらい持つべき心意気を、大切にした番組であっただろうと思います。
当時の報道局長、報道部長、プロデューサー、ディレクター、AD、アナウンサー、記者、カメラマン、ライトマン、スタジオの調整室のみなさんをはじめ、すべてのスタッフにあらためて敬意を申しあげます。
同時に、すべて過去のことです。
これから、ぼくの立場は、ますます厳しく、悪くなるでしょう。
主権者・国民のみなさんに知られず、忘れ去られることにおいても、まつりごと ( 政 ) の世界においても、作家としての仕事においても、すべて立場が、狙われ、狭められると、考えています。
しかし、貫くべきを貫くだけです。
▼仕事の合間に、このエントリーを少しづつ書いているうちに、もう日付が変わりました。
きょう10月3日から、第210回国会が始まります。
7月10日に投票が終わった参院選から、きのう10月2日まで、国会が無いときであっても、1日も休まず、戦ってきました。
国会が始まれば、護る会とともに、また新しい戦いです。
きのう10月2日の日曜は、仕事の合間をみて、トレーナーのもとで鍛錬をしてきました。
これまで、たまにトレーニングをしても、翌日になにも筋肉痛が起きなかったのです。
そのわけを、きのうはトレーナーに、正直に話しました。
「ふたつ、あるのです。ひとつは、実は自分を追い込んでいないことです。今の自分でできる範囲でトレーニングしているからです。もうひとつは、ぼくの躯の順応性が高いことです。後者はいいのですが、前者は問題です。なぜ、そうなるのか。ぼくの気魄が足りないからです」
トレーナーはこれをじっくり聴き、当然ながら、きょうの鍛錬は格段に烈しくなりました。
トレーニングの途中から、腕も足もブルブル震えるようになりました。現状の筋力では耐えがたいわけです。
こうやっていったん筋肉を壊してこそ、新しい筋力がつきます。現状を超えてこそ、鍛錬です。
気魄は、毎夜の鬱屈の影響で足りないままなのですが、どうにか完遂しました。
理由があっての鬱屈ですから、それを無理に解消しよう、抑え込もうとするのではなく、あるがままで居て、強靱な体力が無言で、公務を含むすべての仕事を支えるようにしたい。
そういう気持ちです。