On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2023-03-13 15:02:30
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
Comments (0)

公務にも就いている現在、先のエントリーでかつての手術の話とかしましたから「で、今のおまえの健康はどうなの」と、いつものように追及コメントが来そうですから、事前に報告しておきます。基礎代謝が「18歳から29歳」と診断されました


( 淳心学院中学の文化祭の時です。真ん中が公共交通機関の幹部になった有田くん、左が医師になった武田くん、右がぼくです。この同級生みんな、当時は14歳かな ? この頃と、ぼくの基礎代謝量BMRがあまり変わらないというのは、さすがに驚きました )

▼ぼくは毎年、同じ大病院で、泊まりがけの人間ドックに入ります。
 ここで「体内年齢が32歳」という判定を受けてきたわけですが、その「体内年齢の判定」がなぜか、廃止され、その代わりにTANITAと連携した Body Composition Analyzer という英文の判定に、変わりました。
 やはり日本語で表記なさった方がいいと、個人的には思いますが。

 そこに「基礎代謝量BMR」の項目があります。
 ぼくはつい先日の判定で、1552キロカロリーでした。

 TANITAの基準表では、これは18歳から29歳の男性の基礎代謝量 ( 1550キロカロリー / 女性は1210キロカロリー ) に該当する、あるいはわずかながら超えています。
 体内年齢の判定で20代に突入したかったのですが、ま、違う項目ですが、実現しています。
 ちなみに、蛇足ながら、基礎代謝とは要は「燃えにくい身体か、燃えやすい身体か」ということです。
 ぼくの躯は、年齢とは関係なく、活発に燃焼しやすい身体であるということになります。

▼ところがです、みなさん。
 そうであっても、医師の総合判定は「下手をすると死にますよ」でした。

 今回は、人間ドックの「オプション項目」もすべてお願いして、2日間、これでもかというぐらい徹底的に調べてもらいました。
 烈しい疲労感があり、日中はまったく感じませんが、国会から帰宅して深更になると、凄まじい疲労感に襲われるからです。
 未明を越えて、朝になり、熱い湯に全身を浸すと気迫とともに甦り、国会や自由民主党本部に出ると、戦闘モードに復帰しています。
 しかし夜半、同じことになります。

▼これ以上は調べようがないくらい調べてもらって、癌はまったく無く、病気に当たるものは一切ありませんでした。
 しかし、経験の深い医師は「このままだと死にますよ」と仰いました。
 医師にとって気になる項目の悪化が幾つもあったからです。
 病気と言える数値ではないけれど、急激な悪化ということです。

 ぼくは「病変が無いのに、どうして気になる項目が出てしまっているんでしょうか」とお尋ねしました。
 即、お答えになりました。
「青山さん、ストレスです。身体に、ストレスに苦しんでいることが、はっきり出ています」と仰いました。

▼ぼくの最大のストレスは、このブログです。
 何度か記したように、コメントの95%が苦情、いわゆる文句、非難込みの要求です。
 まるでぼくは、日本と地球の全分野、全問題がどんなひとつも残さず即座に見えて、聞こえて、かつ自動的に解決できる未来の超進化型AIつき超合金ロボットのように、扱ってもらっています。
 なかなか、すごいですね。

 しかしコメント欄を閉鎖することもしないし、ブログを閉鎖することもしません。

 みずから決して、国会議員となり、1期6年で辞めて自由になるはずが、これもみずからの意思で2期目も務めている、そうであれば、発信することはたいせつな責務であり、どんな声であっても国民の声をそのまま、制限せずに聴くことも責務です。

 コメントには、信頼あふれるもの、共感があふれるもの、友情や愛情に満ちているものも、数は非常に少ない、つまり全体の5%以下ですが、確実にあります。

 そこで、ぼくは誠実な医師に即、お答えしました。
「ストレスは避けられません」
「そうですかぁ・・・」
「ストレスを避けるつもりもありません」
「え」
「ストレスを被るのも、公務のひとつです」
「・・・」

▼医師と一致したのは、ストレスをすこしでも軽減するのは、運動だということです。
 この頃、あまりにも時間が無くて、階段を登ることも少なくなり、あっという間に20階でも30階でも着くエレベーターに乗ることが多いです。
 まず、これから、元に戻します。怪傑階段マンの復活です。

 ほんとうは春の雪で、滑りたいですね。
 春の重たい雪の、強い抵抗に打ち克ってこそ、ほんとうのアルペン・スキーヤーです。

 春スキーには、ふきのとうのあの明るい緑、澄んだ雪解け水、それから、わずかにまだ寒気を含んだ清々 ( すがすが ) しい風という愉しみもあります。
 みんな、ぼくからは、遙か遠くなりました。

 それでも、こころのなかは、ストレスに負けずに、四季おりおりの日本と地球の美しさをじかに感じて、それを文章に書き記す、ほんらいの青山繁晴でいたい。

 みなさん、ぼくは断筆が続いています。
「夜想交叉路」が、「わたしは灰猫」と「平成紀」と並んで、ぼくの死後に再評価されることを祈るばかりです。

 しかしノンフィクションは、ある理由があって、断筆を破り、先日の土曜に書き始めました。
 公務の動きが烈しいので、できれば1週間、遅くとも3週間で、書きあげたいと考えています。

 一体、どこにそんな時間があるのかって ?
 ははは、その通りです。
 しかしこれまでも、たとえば未明のわずか数分間に書いて、あるいは揺れる車の中で電話の合間に書いて、それらを積みあげて一冊の本にまで仕上げてきたのです。

 基礎代謝量の多い、燃える身体に産んでくれた両親のためにも、このノンフィクションを書きあげます。

★あ、「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の新しい放送をアップしています。
 韓国をホワイト国に戻さないための戦いを述べているのが、これです。
 18歳の日本男児が次から次へ、打ち合わせなく繰り出す、難問、奇問、珍問にすべて数十秒で答えるショート動画も、どんどん新しいのが加わっています。ここにあります。

 ・・・愚問は1問もありませぬ。今どきの18歳、凄いです。




 
  • 前の記事へ
  • 記事の一覧へ
  • 次の記事へ
  • ページのトップへ

 

コメントは原則非公開です。それをご理解のうえ、投稿してください

名前
タイトル
メールアドレス
コメント
認証入力
画像認証 CAPTCHA Image 画像変更

※入力欄はすべて必須です。
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。
※文字化け等の原因になりますので、顔文字の利用はお控えください。

もう一度、コメントがすべて「原則非公開」であることを確認され、投稿ボタンを押してください。

  • ページのトップへ