2023-03-17 13:20:44
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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【推敲し、追記しました】 韓国をホワイト国に戻さず、一方で、3品目は元に戻ったことについて、みなさんの疑問にも応えるためにも、経済産業委員会で質問しました
▼きょう3月17日金曜の午前から午後にかけて開かれた参議院の経済産業委員会で、トップバッターとして質問に立ちました。
国会議員となって40回目の質問です。
かつ、きのう16日木曜のODA沖北特別委員会での質問に続き、2日連続の質問です。
いずれも、主権者のみなさんが、人数の制限いっぱいまで傍聴に来てくださいました。
国会質問は、その委員会の理事会で正式に決まるまで、公表もできないし、傍聴者の募集もできません。
したがって募集はいつも、直前になってしまいます。
それにもかかわらず、みなさんが主権者の崇高な権利のひとつである国会の現場での傍聴に、応募してくださることに、深い敬意と感謝を申します。
▼さて、先ほど終わった経産委での質問は、まず韓国をホワイト国に戻すべきではないと西村康稔経産大臣に問うことが1問目です。
いずれ、精確な、かつ無編集の議事録が公開されますが、参議院の公式HPに、これも編集のない審議がそのままアップされます。
ここです。
もう ( 3月17日14時05分現在 ) 、素早くアップされています。
上記をクリックしていただき、そのページの下の方に、3月17日 経済産業委員会とありますよね。
日にちでも、委員会名でも、クリックすれば鮮明な動画が出てきます。
( ★ 注意 これは今日3月17日のアクセスの仕方です。明日3月18日以降になれば、同じページの左にある委員会一覧から、経済産業委員会を選んでいただき、ズラリと出てきたら、3月17日の分をクリックしてください )
▼今回の連続質問は、韓国のユン大統領の来日に重なり、韓国が水面下の交渉で「日韓首脳会談の場で、ホワイト国に戻せ」と日本側に迫り、それを親韓派の議員が与野党を問わず、すなわち政党を問わず応援するなかで、そうはさせないために、「日本の尊厳と国益を護る会」 ( 護る会 ) が民主的な手続きを経たうえで、岸田総理、林外務大臣に「要請」文を渡しました。
これは、表の動きです。だから公開情報の「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」でも話し、収録しました。
明日にアップされると思います。
同時に、水面下の動きとしては、不肖わたしが国内外の要人、それから霞ヶ関の行政官・官僚の大幹部から若手までと徹底的に議論し続けることを続けました。
その結果、韓国はホワイト国・グループAに戻らず、グループBのままになっています。
一方で、レジスト、フッ化水素、フッ化ポリイミドの3品目について「西暦2019年7月以前の状況に戻す」ことになりました。
この3品目は半導体製造にとっての重要品目ですから、「韓国は実を取ったんだ」、「日本は負けたんだ」という言説が例によってみられます。
いいえ、違います。
この3品目は、韓国がホワイト国から除外されたあと、急速に国産化を進め、もはや、厳格な輸出管理から外しても日本から輸入する意味はかなり喪われているのです。 ( このことは、3品目について日本の国際競争力が失われたことは意味しません。輸出先は韓国だけにはまったく限りません )
だから日本にとっては実害が薄いから、輸出管理を元に戻したのです。
韓国は非常に強く、ホワイト国に戻せと、アメリカの圧力も使って日本に迫りました。
なぜか。
ひとつは、韓国が国産化を進めてきた3品目だけではなく、全体を戻して欲しいこと、もうひとつは面子 ( めんつ ) です。
その面子はただの面子ではなく「日本は戦争責任があるから、加害者であり、韓国は被害者だ。被害者だから、永遠に最高の特別待遇にせよ」という過 ( あやま ) てる歴史観に基づく面子です。
▼これを含めて、きょうの国会質問で明確に問いました。
また、韓国が3品目の国産化をなぜ、急速に進められたかというと、中国のやり方を真似して、日本の会社を辞めた日本人の技術者から技術を得たからです。
この問題についても、1項目を立てて、質問しました。
できれば、わたしのこの質問をフルにご覧ください。
上記は、短い35分間の質問時間、それも往復方式 ( 議員の質問だけではなく、政府側の答弁も時間にカウントする。政府側が何分ぐらい使うのかは、事前にまったく分かりません ) の質問時間で、日本の国益にとって重大な問題を選んで、与党質問だろうが何だろうが関係なく、問うべきを真っ直ぐに聞いています。
上述は、1問目と2問目です。
3問目は、日本の自前資源であるメタンハイドレート ( 燃える氷と呼ばれる、凍った天然ガス ) について、経産省が西暦2027年度に商業化を掲げていたのが、武漢熱の3年間の研究開発のやむを得ない停滞によって、2030年度へ伸ばすこと、しかし依然として商業化目標を掲げることについて、問いました。
4問目は、日本の自動車の優秀なエンジン・内燃機関が、EUのたくらみに負けずに、CO2ゼロを実現しながら生き続ける見込みが出る、新しい動きがEU内部に出ていることを、問いました。
5問目は、日本の豊かな国有林の「緑の回廊」に、あろうことか、巨大な風車を林立させて、山も森も壊し、水源も喪い、土砂崩れも頻発させるという愚行を、政府が事実上勧奨しておこなっていることについて「一体なにをやっているのか」と問いました。
※ ここしばらくは一段と休む時間がありません。昼も夜も朝もゼロです。それを間近で目撃している秘書さんたちは心配し、家族は、わたしを事実に反して不死身だと思い込んでいるので、全然、心配していません。
そのさなかの「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の収録ですから、いちだんと酷い顔はしていると思いますが、新しい放送がどんどんとアップされますから、よければ、ご覧ください。
▽最新分は、「高市大臣を擁護する」を、16分台に短くまとめました。これです。
▽もっと短く、すべての難問、珍問に、数十秒で過不足なく答えてしまう、ショート動画もどんどん新しくなっています。ここにあります。ちなみに、愚問は1個もありません。
19歳になったばかりの大学生、日本男児が自由自在に聞いてくるのですが、いい質問が並ぶことに、こころから感嘆し、日本の将来に明るい光も感じています。
▽わたしの死後に再評価されることを望んでいる、文学作品の「夜想交叉路」を、生きているあいだにおひとりでもここから読んでくだされば、それが、わたしの膨大なストレスを減らす、唯一の、方途になります。