2017-01-26 05:44:14
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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Comments (6)
編集部の無断の振るまいです。
▼今朝、1月26日の早朝5時前、新聞の朝刊の新聞広告を見て驚きました。
月刊誌「WiLL」の広告です。
事実に反します。
▼まず、ぼくが記事を書いたかのような広告になっていますが、事実は、CS放送の「虎ノ門ニュース」の番組内容の採録です。
ぼくはWiLL編集部の依頼で、最低限の内容チェックはしましたが、番組のやり取りを録音か録画し、文章に起こして執筆したのは編集部であって、ぼくが書いた記事ではありません。
WiLL編集部から、番組の内容を載せたいからチェックしてくださいと、議員会館の秘書室を通じて依頼があり、忙中で時間を捻出するのに苦しみつつ、最低限のチェックは致して送り返しました。
ぼくが書いたものとするのなら、それは事実と反します。
▼また、その採録の内容と、新聞広告にある見出しが違います。
雑誌側が、ぼくにまったく無断で、売らんかなの刺激的な見出しを付けたと言わざるを得ません。ぼくはもっと丁寧に発言します。
ぼくはまだ雑誌そのものを見ていません。渡されてもいません。
しかし、ぼくが上記の最低限のチェックを終えて、編集部に送り返した内容は手元にありますから、それをそのまま下掲します。
下掲にある通り、ぼくは番組で、こう発言しています。
『韓国問題では、環境が厳しかったり、物事が険悪なときほど、その動きに乗ってはいけません。普通にリラックスして、相手の気持ちを想像力を駆使して読む。こちらがリラックスすれば、折り合うはずのないところでも、きちんと議論することができるんです。それが解決の糸口になると思いますね』
編集部が、今の騒動に乗っかるかのように付けた見出しは、このぼくの発言と大きく食い違っています。
~以下、WiLL編集部に送り返した内容。ただし、関係部分のみ~
居島 韓国釜山の日本総領事館前に慰安婦少女像が設置されたことに関して、安倍総理は「韓国側にしっかりと誠意を示してもらわないといけない」と述べ、撤去を求める意向です。また、韓国釜山の日本総領事館前に慰安婦被害を象徴する少女像が設置されたことを受け、政府は当面の対抗措置として、韓国駐在の長嶺安政大使の一時帰国などを決定しました。
青山 まず、私は日本政府がずっと「少女像」と呼称しているのも、「いい加減にしましょ」と言わねばなりません。これは「ニセの少女像」です。中には「売春婦像と言え」という意見の人もいますが。外交上言いにくければ、せめて「架空の」と言うべきです。
「少女像」と言うと、英語にも訳されたとき「そういう人が本当にいたんだ」と思われてしまうんです。私が知っているアメリカ政府の人間、それから、在韓米軍にいたことがあるアメリカ軍人も実在の人だと思っています。
年末年始、個人的な電話をして「あれは架空だ、ニセモノなんだ」と伝えていました。そう言うと、向こうは「ええ!?」とびっくりします。彼らは一様に、「日本政府の発表だと、普通に少女像だと言っているじゃないか」と言う。そこで私が「それをきっちり言わないのが日本政府だ。実在の少女の像と認めたわけじゃない」と反論すると、「じゃあ、日本もおかしいよね」という話になります。
早く訂正してほしいと思いますね。私の考えに賛同してくれる人たちも、自民党内で徐々に増えてきてはいますから。
九日、駐韓国大使と、釜山の総領事が帰国しました。これは「大使召還」とは違います。基本的には、大使を完全に召還すると、戦争の準備をするという意味合いが出てきてしまう。一週間は岸田外務大臣と協議して、その後、韓国に戻るということですが、これは誰が見ても中途半端な措置ですね。
通貨スワップ協定に関して言えば、日本が一方的に融通しなければいけない状態です。スワップ、交換じゃない。スワップ協定は一時中断ではなく、打ち切りにすべきです。スワップ協定をはじめとした、大事なところの部分で貫くべきところは貫かなければいけません。
韓国問題では、環境が厳しかったり、物事が険悪なときほど、その動きに乗ってはいけません。普通にリラックスして、相手の気持ちを想像力を駆使して読む。こちらがリラックスすれば、折り合うはずのないところでも、きちんと議論することができるんです。それが解決の糸口になると思いますね。
(二〇一七年一月九日放送分)
~ここまで引用~
月刊誌「WiLL」の広告です。
事実に反します。
▼まず、ぼくが記事を書いたかのような広告になっていますが、事実は、CS放送の「虎ノ門ニュース」の番組内容の採録です。
ぼくはWiLL編集部の依頼で、最低限の内容チェックはしましたが、番組のやり取りを録音か録画し、文章に起こして執筆したのは編集部であって、ぼくが書いた記事ではありません。
WiLL編集部から、番組の内容を載せたいからチェックしてくださいと、議員会館の秘書室を通じて依頼があり、忙中で時間を捻出するのに苦しみつつ、最低限のチェックは致して送り返しました。
ぼくが書いたものとするのなら、それは事実と反します。
▼また、その採録の内容と、新聞広告にある見出しが違います。
雑誌側が、ぼくにまったく無断で、売らんかなの刺激的な見出しを付けたと言わざるを得ません。ぼくはもっと丁寧に発言します。
ぼくはまだ雑誌そのものを見ていません。渡されてもいません。
しかし、ぼくが上記の最低限のチェックを終えて、編集部に送り返した内容は手元にありますから、それをそのまま下掲します。
下掲にある通り、ぼくは番組で、こう発言しています。
『韓国問題では、環境が厳しかったり、物事が険悪なときほど、その動きに乗ってはいけません。普通にリラックスして、相手の気持ちを想像力を駆使して読む。こちらがリラックスすれば、折り合うはずのないところでも、きちんと議論することができるんです。それが解決の糸口になると思いますね』
編集部が、今の騒動に乗っかるかのように付けた見出しは、このぼくの発言と大きく食い違っています。
~以下、WiLL編集部に送り返した内容。ただし、関係部分のみ~
居島 韓国釜山の日本総領事館前に慰安婦少女像が設置されたことに関して、安倍総理は「韓国側にしっかりと誠意を示してもらわないといけない」と述べ、撤去を求める意向です。また、韓国釜山の日本総領事館前に慰安婦被害を象徴する少女像が設置されたことを受け、政府は当面の対抗措置として、韓国駐在の長嶺安政大使の一時帰国などを決定しました。
青山 まず、私は日本政府がずっと「少女像」と呼称しているのも、「いい加減にしましょ」と言わねばなりません。これは「ニセの少女像」です。中には「売春婦像と言え」という意見の人もいますが。外交上言いにくければ、せめて「架空の」と言うべきです。
「少女像」と言うと、英語にも訳されたとき「そういう人が本当にいたんだ」と思われてしまうんです。私が知っているアメリカ政府の人間、それから、在韓米軍にいたことがあるアメリカ軍人も実在の人だと思っています。
年末年始、個人的な電話をして「あれは架空だ、ニセモノなんだ」と伝えていました。そう言うと、向こうは「ええ!?」とびっくりします。彼らは一様に、「日本政府の発表だと、普通に少女像だと言っているじゃないか」と言う。そこで私が「それをきっちり言わないのが日本政府だ。実在の少女の像と認めたわけじゃない」と反論すると、「じゃあ、日本もおかしいよね」という話になります。
早く訂正してほしいと思いますね。私の考えに賛同してくれる人たちも、自民党内で徐々に増えてきてはいますから。
九日、駐韓国大使と、釜山の総領事が帰国しました。これは「大使召還」とは違います。基本的には、大使を完全に召還すると、戦争の準備をするという意味合いが出てきてしまう。一週間は岸田外務大臣と協議して、その後、韓国に戻るということですが、これは誰が見ても中途半端な措置ですね。
通貨スワップ協定に関して言えば、日本が一方的に融通しなければいけない状態です。スワップ、交換じゃない。スワップ協定は一時中断ではなく、打ち切りにすべきです。スワップ協定をはじめとした、大事なところの部分で貫くべきところは貫かなければいけません。
韓国問題では、環境が厳しかったり、物事が険悪なときほど、その動きに乗ってはいけません。普通にリラックスして、相手の気持ちを想像力を駆使して読む。こちらがリラックスすれば、折り合うはずのないところでも、きちんと議論することができるんです。それが解決の糸口になると思いますね。
(二〇一七年一月九日放送分)
~ここまで引用~
本質から遠ざけるモノと本質を知る者達【Nathan】
2017-01-27 02:32:49
しかし、青山さんのおっしゃるとおり、「ニセの少女像」「架空の慰安婦像」というべきだと思います。青山さんのお使いになる言葉が、この状況下では適切なのだなと思いました。
「ありえないモノ」より「比較的良いモノ」を採用したところで、それが果たして良いことなのか、今一度考える習慣を見直そうと思います。
ありとあらゆる言論において、言葉が侵蝕されているのを感じます。
人々の共通理解を破壊するかのように、言葉の意味、発言の解釈、行動の意義等が「ずらされている」のを目にします。
それは、明確な主体による「工作」によるものに限らないと思っています。なんとなく漂う空気のようなものによって、言葉等が歪むこともあると思います。
私たちは、そうした状況に引きずられないようにしなければなりません。なんとなれば、「ずらされた」認識を正す行動をとる必要もあると思っています。
発言の解釈の歪みについて。「一つの中国」をアメリカは認めていたが、それを変更した、というニュースがあります。しかし、藤井厳喜さんらの指摘により、そもそもアメリカは中華人民共和国の言うところの「一つの中国」を認めていたわけではないということが明らかになりました。これは明確に中国共産党の「サラミスライス」戦略ということでした。
行動の意義の認識の歪みについて、身近な例がありました。
Facebookのとあるニュース配信アカウントで、韓国の青年がたった一人で慰安婦像を撤去せよと抗議をしているニュースが配信されました。
間違いなく韓国人として勇気ある行動です。ニュースを見た利用者から、ひたすら賞賛するコメントが9割5分を占めていました。
しかし、その青年は「我々は日本を『許す』」と発言していました。
これを日本人が手放しで賞賛して良いでしょうか?
ご承知の通り、この問題の本質は、韓国の喧伝する従軍慰安婦なる存在が全くの虚偽なのに、その認識がまかり通っているという問題です。
架空の慰安婦像が撤去されるかされないかという問題は、次元を異にします。
従軍慰安婦なるモノが虚偽である以上、「許す」ということには絶対にならないのです。それを手放しで賞賛するということは、どういう意味を持つか?
そんなことをしたところで、真の日韓友好からはほど遠い状況になるでしょう。
その点を指摘したコメントを投稿すると、十数名からの賛同を頂きました。これは、手放しで賞賛しているコメントの半数以下でしたが、一見すると世の中の多くの人が愚かに見えてしまっても、それは私の認識が作り出したものであって、本当は素晴らしい方がたくさんいらっしゃるのだと気づかされます。
言葉を大切にする青山さんの言動から学び、言葉遣いに敏感になる事、これを継続していきたいと思います。
二誌で切磋琢磨してほしい【横尾ひろみ】
2017-01-26 23:31:56
お店によってはWILLしか置いてないところもたまにありますのでちょっとだけ危惧しています。
分裂までに様々な確執があったにせよ是非切磋琢磨して沢山の読者の期待に答えてほしいと心から願うばかりです。
話は違いますが、近くの丸善で「ぼくらの哲学」が3位を保っています^-^
青山さんも睡眠時間をせめて3時間くらいには保ってほしいです、、、ね~~~
滅びゆく國家と滅びゆく雑誌【織田伸二(IDC#0760)】
2017-01-26 23:16:52
一時は愛読した雑誌の断末魔を見るのは、ちょっと辛い思いも致します。
一方、対馬北方のかの國、遠からぬうちに滅びそうな確信を持つのは私だけではないかと思います。大韓民国という国号はそのまま、実質は北かチャイナの傀儡になりそうです。どっちになろうともどうでもいい。ただわが国にとって一番の課題は、チャイナが(あるいは露が)海軍基地を済州島に租借してきた場合ではないでしょうか?
防衛予算5億では話にならない、10億でも最低ラインかと思います。
どんどん浸食されてるのでは【はらっち】
2017-01-26 13:49:43
私もネットで表紙を見たときに「これは絶対に違う!」とすぐに気づきました。青山さんからの素早い対応に感謝申し上げます。いやな話ですが最近保守内に工作が進んでいるのではないでしょうか?
それとアパホテルの件ですが、NHKと共同通信が協力して捏造報道の発表にいそしんでるのを昨日見まして日本人として激怒しております。
アパのオーナーさまのご対応があまりに素晴らしく賞賛が相次いでいるので動いたのでしょうか、アジア大会において韓国勢の抗議に屈してアパホテルが書籍を撤去したとの共同通信報道が25日。その前日の24日にはアパのホームページにおいて、冬季アジア大会における室内の付属物は(書籍に限らないと思いますが)全て室内から下げておくとの取り決めは2015年の契約時からなされているとの一文が掲載されています。
神の計らいか、わずか1日間に合わなかったようですね。NHKが先にアリバイ作りの取材をしてIOCが本の撤去要請のニュースをニュース7で放送した翌日にIOCがNHKに虚偽の報道と抗議していますから少しずつ仕事が遅れたのだとすぐにわかりました。
それでも一度見たニュースや新聞などの情報で止まる方も多くいらっしゃいます。
とにかく一部でも「それらしいこと」をつかめば誤報でもなんでもいいのでしょう。
アパホテルの件に関して、青山さんのご意見をぜひ虎の門ニュースでお時間取っていただきたいと切に思います。それと同時に日本を貶める勢力のかくも細部に入り組んでいることも。
何時も応援しています。【船曳 文雄】
2017-01-26 08:48:42
WILLの見出しに違和感…【谷口友香】
2017-01-26 07:09:35
いつもありがとうございます。
今朝の朝刊、WILLの見出しを見て
これは普段の青山さんが発信して下さる
ことばとはちょっと違うと感じました。
雑誌のタイトルひとつで
こんなに与えるイメージが変わるものなのかと…
この見出しから青山さんの魂を感じることが出来なかった理由が
今、ここ青山さんのお庭へお邪魔して理解できました。
改めて、自分の頭で考えることの重要性を
教えられた気がします。
まだ中身を見ていないので
これから内容を拝読してしっかり考えます。