On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2013-06-30 10:41:08

博多から八重洲へ飛びます



▼今日2013年6月30日の日曜日は、いよいよ青山千春博士とぼくの、初めてのジョイント・トークショー&サイン会です。
 青山千春博士が意を決して国民に問う書、「希望の現場 メタンハイドレート」(ワニプラス)の出版を記念して、東京の八重洲ブックセンターで開きます。

 ところが、いまは福岡空港にいます。
 実は、独研(独立総合研究所)が自主開催している「独立講演会」を初めて、九州で開催することに決したのです。
 それも福岡の名高い神社、「筑前国一之宮 住吉神社」の境内にある能楽堂で開くのです。
 九州で独立講演会を開くのが、これが最初になるだけではなく、能楽堂をお借りしておこなうのもまったく初めての試みなので、下見に福岡入りしました。

 ぼくらは基本的にぶっつけ本番が多いので、こうした下見はまことに珍しいのです。
 しかし、貴重な日本の文化遺産でもあり、生きている文化の現場でもある能楽堂を、神社の理解を得てお借りするのですから、いささかの迷惑をかけることがあってもいけないと考え、事前に見せていただきました。
 この能楽堂は、戦前からの由緒正しい能楽堂がそのまま現在も使われています。舞台の下には、いくつもの瓶(かめ)が埋め込まれ、マイクなどを使わずとも音響が美しく響くよう工夫されています。


▼福岡では、ことし10月19日の土曜に、九州を代表する放送局、RKB毎日放送の「ラジオ祭り」が開かれます。
 ぼくも参加して、RKBのキャスターとトークショーなどを行います。
 これに合わせて、これも九州初開催の「インディペンデント・クラブ」(IDC)会員集会を福岡で、同じ日の夕方に開く予定です。
 そして明けて10月20日の日曜には、能楽堂で独立講演会を開きます。

 さらに、その10月19日土曜は、博多のライブハウスで、IDC会員対象にギター弾き語りのライブをやる計画です。久々に、歌います。IDC会員のなかにいらっしゃるプロのギタリストに加わっていただく予定です。
 この弾き語りライブは、独立講演会のあと能楽堂でそのまま、独立講演会の参加者を対象に行うことも検討中です。

 ライブは、第1回を京都のライブハウス「都我都我」(とがとが)でおこない、第2回を博多のライブハウスで開きました。
 今回は上記の計画通りに開けば、第3回、第4回の連続になるわけですね。


▼詳しい予定が決まれば、またお伝えします。
 みなさん、元気なオモシロ文化の花が開いている博多で会いましょう!

 今日は、東京の玄関口の八重洲ブックセンターで会いましょう。
 このトークショー&サイン会では、ロングセラーになっている根本の書「ぼくらの祖国」(扶桑社)をめぐる現在についても、すこし話したいと考えています。

 さぁ、飛行機への搭乗です。
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