On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2013-09-17 22:16:23

参加します(※参加してみないと分からない点もあり一部修正しました)(それとは別に再修正しました)



▼この頃、この地味ブログでテレビ番組の話をするときは、「これからは参加(一般的な表現では出演)しません」という話ばかりですよね。
 参加しなくなる理由は、さまざまです。

 例えば、の話ですが、みんなから「青山繁晴の発言に対する中国や北朝鮮、韓国などの圧力じゃないか」と思われているときは、まるでそうではなくて、内部から「身を引いてほしい」と話があり、ぼくとしてはテレビ参加が仕事ではありませんから、テレビを仕事としている人の立場を当然、尊重すべきだと考えて、そのまま受け容れたケースだったりします。つまり、こうしたケースでは中韓、北朝鮮は冤罪です。冤罪はいけません。これはあくまで日本のことです。

 あるいは逆に、別の理由だと思われていそうなときに、ぼくとしては、生放送での発言も理由になったな、と感じていたりします。
 その発言とは、これも「例えば」の話ですが、閣僚の靖国神社への参拝を思い込みだけで問題視する番組の論調に対して、生放送のなかでぼくが「靖国に参拝して、世界共通の祈りである『自分のためではなく国と国民のためにこそ亡くなったかたがたへの感謝と追悼の意』をきちんと捧げる閣僚こそが、世界に日本をアピールする資格がある」という趣旨を、時間がないなかで短く述べた発言です。

 いずれにせよ、ぼくはまるきり、こだわっていません。
 テレビを生業(なりわい)としているのでは、全くないからです。
 発信する機会が、ごく自然にあれば、発信すべきを語るだけです。
 おおくのひとが芸能プロダクションのたぐいに属したり、芸能プロダクションに何らかの調整や交渉を頼んだりされていますが、今後も、ぼくはそうしません。
 そうしている人は、それで全くかまいません。その人の生き方です。しかし、ぼくは致しませぬ。


▼さて、いつもいつも「参加をやめます」という話ばかりでは、ぼくのつたない発信に関心を持ってくださるみんなを、がっかりもさせますね。
 あまり、この地味ブログで「こんな番組に参加します」というアナウンスメントはしないのですが、今夜は、そういうわけで、ひとつお知らせしておきます。

 9月21日の土曜に、テレビ愛知の討論番組に参加します。
 これは、「激論!コロシアム~これでいいのか?ニッポン~」という新番組で、その日の夕方7時半から夜9時まで続きます。
 伝え聞いた話では、このテレビ局が「全社を挙げて新たに取り組む、ゴールデンアワーの討論番組」だそうです。
 今回のテーマは「情報戦」です。

 敗戦後の日本は、外国のスパイが好き勝手に動いている社会であることを含め、NSC(国家安全保障会議)の新設や、特定秘密保護法案、あるいは日本にやっと国際水準の情報組織をつくる計画などをめぐって、議論します。

 どんな番組になるか、生放送の本番を迎えてみないと分かりませんが、先日の三連休のさなかに台風と時間を争いながら愛知県の西尾張地方で講演したとき、名古屋、愛知県をはじめ中部地方には、ぼくの、ささやかな発信に強い関心を持つみなさんが驚くほど沢山いらっしゃるのに気づきました。
 ちょうどタイミングが合う感じですね。

 放送エリアでないかたには、ちょっと申し訳ないけど、お知らせしておきます。
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