On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2013-09-26 02:30:07

東京は風雨の朝ですが、嬉しい決定があります(*サイン会の日取りに誤りがあり修正しました)


(この写真は日本海新聞からの正式な転載許可を得ています。日本海新聞・平成25年9月24日付HP掲載)



▼メタンハイドレートをめぐる二重奏のほん(本)、「希望の現場 メタンハイドレート」、それに「海と女とメタンハイドレート」(いずれもワニブックス)の出版を機に、「またサイン会をやってください」というご希望は、メールでも、この地味ブログへの書き込みでも、あるいはお手紙・はがきでも、ずいぶんと頂いてきました。
 さらには講演会のとき、会場への出入りで「早くサイン会をやってください」と声をかけられることも、思った以上に多かったのです。


▼そして、やっと決まりました。
 なかなか決まらなかったのは、スケジュール調整の難しさです。
 上記の2冊は、青山千春博士との共著ですから、彼女の参加もぜひに必要です。

 しかしたとえば、青山千春博士は昨夜も、今朝も、日本海で海洋調査船「第七開洋丸」に乗船しています。
 兵庫県と連携して、日本海の表層型メタンハイドレートを調べるために、青山千春博士は9月22日の日曜に東京から陸路で7時間近くをかけて、兵庫県の過疎に苦しむ港、香住に入り、翌朝に香住港から出航して、ほとんど睡眠をとることなく、ずっと海洋調査を続けています。
 地元紙などには、期待と願いを込めて、記事が掲載されています。たとえば日本海新聞には、祈りを感じさせる写真付きで掲載されています。
 冒頭の写真がそれですね。
 元のHP(記事と写真)は、ここです。

 まぁ、以前にぼくがスキージャンプで墜落して左腰の骨を5本引きちぎって骨折したときも、海洋調査へ出航していきましたからね。
 船乗りを配偶者にするとは、そういうことであります。

 そしてぼくも実は、もはや極限と思われたスケジュールが、文学への復帰準備などもあって、さらに厳しくなっています。
 さらに、書店さんも、決してやすやすと設定できるわけではなく苦心されていますから、サイン会の日程作りは難航していました。
 しかし、ぼくが「ワニ社長」と呼んでいる、ワニブックスのS社長らの努力もあり、実現します。


▼まず、アバンティブックセンター京都店で10月11日の17時から、定員100名です。
 次に、ブックファースト梅田店で10月12日11時から、こちらも定員100名です。
 後者は、すでにHPに告知があります。ここです。
 前者はまだのようですが、アバンティのHPは、ここです。

 いずれも、「海と女とメタンハイドレート」、「希望の現場メタンハイドレート」、「ぼくらの祖国」(扶桑社)がサイン会ご参加の対象書籍です。
 青山千春博士と一緒にやります。


▼このあと、東京でも、10月26日17時からのトーク&サイン会も、すでに決まりましたが、書店さんの要請で「告知開始日」は10月10日になりました。
 あまり早くにお知らせすると、書店さんが問い合わせなどでパンクするそうです。
 したがって書店名も、10月10日以降でないとお知らせできませんが、みんなが行きやすい書店です。

 さらに、名古屋でも、10月中旬以降で調整していきますし、和歌山でも開催できる見通しです。

 さぁさ、みなさん、お会いできますね!
 ついでに申せば、「ぼくそこ」こと「ぼくらの祖国」の続編を年内ぎりぎりに出せるよう、努力を始めました。
 文学への復帰第1作も、文芸誌で年内に発表できるよう、力を尽くしています。


▼そして初めての試み、福岡での独立講演会でも、きっと会いたいですね。
 参加申し込みの〆切が真近です。
 下掲のエントリーを、よければご覧ください。
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