On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2013-10-05 14:15:44

世のなかに雑誌は多いのに、気づいてくれたあなた、ありがとう



▼先ほどようやく、今日の分の議論が終わりました。
 夜を徹して小説の改稿を続けたまま、朝9時からもう、最初の議論。
 と言うか、今日の最初は、アメリカ側からぼくへ、徹底的に質問攻めになりました。

 予定の1時間を大きく超えて、2時間も過ぎ、そのまま次の人物との議論の時間になってしまい、アメリカ側は選手交代。
 この人はアメリカ人の安全保障の専門家には非常に珍しく、日本語がほんとうの意味で達者なひと。
 それでも最初は米語でやっていたけど、そのうちに日本語になり、気がつけば、午後2時半を回り、実に、3時間半ノンストップで議論。昼ご飯も、議論しながらで、ぼくはほとんど食べなかった。

 休みなく、次の場所(と言ってもすぐ近く)に移動して、アメリカ側は次の人物が登場。
 今回ではいちばんの年配のひとで、もとは高名なジャーナリスト。その後は、安全保障・外交の専門家として知られている。ジャーナリストの時代に、昭和天皇と会見されている。
 今度も、終わったのは午後5時前だから、2時間を大きく超えてしまった。

 つまりは、徹夜明けに連続8時間近くを、中国軍の脅威や、第二次安倍政権の今後(消費増税、集団的自衛権の見直し、NSCの創立、情報局新設の計画、慰安婦問題、日中・日韓の関係、中国と韓国の工作活動、憲法改正などなど)、そしてオバマ政権の今後(連邦政府シャットダウン、デフォルトの危機、国務省と国防総省の食い違い、迷走を続ける中東政策などなど)、あるいはアメリカ太平洋軍司令部(PACOM)内部の親中派と、非中国派の対立などなど…これらについて、ずーっと議論し続けたわけで、さすがに、すこしは疲れました。

 しかしホテルに戻ると、そのまま小説新作の改稿に戻り、いまホノルル時間で夜7時半です。


▼ところで、こんな一文の含まれる書き込みを、この地味ブログにいただきました。

「…今週の『auto sport』誌に青山さんが取材を受けられていた記事が掲載されていて驚いたからです(僕もモータースポーツは大好きで、いつもは立ち読みですが今回は購入しました!)」(原文のまま)

 そうです、モータースポーツの専門誌「auto sport」(オートスポーツ)の最新号に、ぼくがインタビューを受けた記事が出ています。
 HPはここです。
 10月18日号で、隔週金曜日の発売だから、まだふつうに書店に並んでいると思います。580円です。興味のあるかたは、どうぞ。
 モータースポーツ、自動車の専門誌から本格的なインタビューがあったのが愉しくて、思い切り、話しています。


▼雑誌のインタビューと言えば、「Qualitqs」(クオリタス)という雑誌の取材も受けました。
 こちらは、先方の強い希望で、ぼくがロータスのサイドに立つ写真も掲載されます。
 インタビュー自体は、エネルギー政策などを語るほか、「(青山繁晴が)これから何をしたいか、公私あわせて話してください」という、ほかの取材ではあまりない視点の問いへの、ぼくなりの答えが掲載されます。

 これも関心のあるかたはどうぞ。
 HPはここです。


▼上掲の書き込みのおかげで、このエントリーになりました。
 考えたら、雑誌などのインタビューは、すこしづつ受けているので、お知らせできる時にはした方がいいかな…。
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