On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2014-03-12 10:17:01

祖国の蒼穹 その3 (できれば、その1から見てください)





 発進まえ、掩体( えんたい。爆撃から戦闘機を護る防空型の格納庫 )で準備を進めているところです。

 訓練は、上空での低気圧に耐える訓練(チャンバー)しかしていません。
 そのチャンバーの完遂によって、戦闘機に搭乗できる資格は取得しています。
 しかし、搭乗直前に、第3航空団の司令である城殿( きどの )将補( 国際社会では空軍少将 )と橋本飛行隊長(中佐)から、こういう趣旨を明言されました。
「青山さんには、ふたつの理由から、遠慮なく、ほんものの戦技訓練、戦闘状況に参加してもらいます。理由は、現役のレーシングドライバーで鍛えていることと、搭乗の目的が、物見遊山ではなく自衛隊の正面装備の改善を現場で考えるためだと、よく理解しているからです」

 そのような空中戦に耐える訓練は、もちろんゼロです。
 したがって、ほんのわずかながら緊張しています。
 緊張0.9%、わくわく感99.1%という感じでコックピットに身を沈めています。



(* 写真の撮影、提供は、航空自衛隊)
…これら写真の一部は、きょう3月12日の関西テレビの報道番組「水曜アンカー」でも放送する予定です。
 戦技訓練を体験した詳細は、次回の独立講演会で話します。(ここです。申込は、きょう12日水曜の正午までです!
 また、会員制の東京コンフィデンシャル・レポート(TCR)で書きます。(ここです)
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