On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2014-12-14 09:00:57

あぁ、アドレナリン

▼いよいよ総選挙当日の12月14日・日曜です。
 きのう13日・土曜は、まず東京都内のおいしいイタリアン・レストランで、独研(独立総合研究所)の会員制クラブ「インディペンデント・クラブ」(IDC)恒例の「クリスマス集会」を開きました。
 会員のみなさんとクリスマス・ランチをいただきながら、会員のテーブルを回って質問に答え、そして最後は、これも恒例のプレゼント抽選会です。

 ぼくが全国各地から持ち帰ったお酒や、武士道の書「葉隠」のふるさと佐賀の有名な陶磁器作家からいただいたコーヒーカップやら何やらを、ぼくとのジャンケン大会で勝ち残った会員にどんどん差しあげていきました。


▼そのあと、いったん自宅へ戻り、繁子ちゃん(ポメラニアンの青山繁子)を散歩に連れて行きました。
 繁子ちゃんは歓びのあまり、仔馬のギャロップみたいな元気いっぱいの足取りで、大きな黒い瞳が輝いて、ぼくもうれしかったです。
 風は強かったけど、日射しが明るくて、ちいさな身体の繁子ちゃんは風に負けなかったです。

 風呂場で繁子の足とお腹を丁寧に洗うと、ぼくは何だか、新刊書「ぼくらの真実」(扶桑社)の無謀な年内発刊に取り組んだり何やかやの疲れがどっと噴き出てきて、もう出発時間が迫っているのに、無意識に居眠り。
 15分ほどではっと目覚めて、大急ぎで支度し、羽田空港へ。

 大阪に入るとすぐ、関西テレビの報道部のみんなと、きょう総選挙当日の選挙特番「ザ・センキョ・アンカースペシャル」のために、この選挙をどう見るか、じっくり議論をしました。


▼さぁ、今朝はこれから京都へ向かいます。
 京都の国際会議場で、ことし最後の独立講演会(独研が自主開催している定例講演会)を開きます。
 この独立講演会で、4時間から5時間立ちっぱなしで、みなさんの質問にどんどん答えていきます。

 そこから大急ぎで、大阪へ取って返して、関西テレビの報道スタジオに入ります。
 今回の選挙特番は、午後8時の最初からぼくがMCとツーショットで立って、開票を見ながら生解説していきます。
 これまでの選挙特番では一度も無かったことです。

 そしてさらに、いつもの「水曜アンカー」でのコーナー「青山のニュースDEズバリ」の選挙版もやります。
 つまりは、スタジオでも2時間以上、立ちっぱなしになる予定です。
 合計、6時間から7時間ぐらい、きょうは立ちっぱなし。
 スキーのジャンプ墜落で腰の骨を5本折った影響が、きょうは実はやや出るかもしれませんが、まったく大丈夫です。
 アドレナリンが、どわっと出ますから。
 ふひ。


▼みなさん、「ぼくらの真実」(扶桑社)はまだ書店に並び始めるまで11日間あります。
 読んだ人は、まだ誰もいません。
 しかしアマゾンでは予約だけで全体の12位(その後さらに上昇)、ジャンル別では1位になったりしています。
 ネット書店での予約は、たとえばここでも、ここでもOKですが、ネット書店によってはすでに初版が売り切れてしまって、予約中止になっているところもあります。「全国書店ネットワーク e-hon」などがそうですが、そうしたネット書店が増えています。

 予約ができれば最後まで無事に受け付けられて、みなさんの手間が無駄にならないことを祈りつつ、みんなからの信頼もまた実感します。

 その深い感謝も込めて、きょうの独立講演会と、選挙特番にも、力を尽くして臨みます。
 脱私即的。
 わたくしを脱し、本来の目的に即(つ)く。
  • 前の記事へ
  • 記事の一覧へ
  • 次の記事へ
  • ページのトップへ
  • ページのトップへ