▼参院選の新潟選挙区の現職、塚田一郎さんは、国交副大臣を辞任する原因となった発言がありました。
　忖度という言葉の誤用に加担したという意味でも、国土交通行政として誤りであるという意味でも、実際に問題のある発言です。
(蛇足ながら、忖度とは、ほんらいはおかしな行動を意味する日本語ではありません。むしろ相手の立場を思いやる言葉です。与野党を問わず、日本の政治家や、日本のオールドメディア、評論家、コメンテーターらが日本語を破壊する行為を重ねるのは、物書きの端くれとして許しがたく思います)

　その発言を塚田議員は、政治家人生の生涯をかけてきちんと背負って、みずから是正していかれると考えます。その後の塚田議員の行動を国会で間近にずっと拝見してきて、そう考えています。
　また、横田めぐみさんの中学の一年先輩として、ずっと拉致被害者の救出に取り組んでいるひとです。拉致事件の解決に必要不可欠の議員のひとりです。自由民主党の拉致問題対策本部の事務局長として、本部の会合でのぼくの発言をサポートし続けてくれています。
　したがって、ぼく自身の考えとして、塚田議員を再び、新潟から国会に送るための応援演説に、この新潟に来ます。選挙期間中のどこかで必ず、来ます。

▼一方で、選挙期間中であっても選挙の応援だけをするのではありませぬ。
　期間中、応援をしない日はありませんが、同時進行で、やるべきことをやります。

　今回の新潟入りは、ひとつには、まさしく人のために生きて死した盟友、福岡浩・新潟大学教授のご家族を、僭越な物言いながら、励ますためです。
　もうひとつは、その福岡さんが学者人生の後半を捧げられた新潟大学で、青山千春・東京海洋大学准教授が毎年、ぼくらの盟友のひとり後藤康志・新潟大学准教授と連携して行っている公開授業に参加するためです。
　公開授業は以下の通りです。
　どなたでも授業を受けられるそうです。学生ではなくても、どなたでも大丈夫だそうです。
　またしても直前で申し訳ないですが、よろしければ、どうぞ。
　単なる授業だけではなく、メタンハイドレートの燃焼実験もあります。