On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2020-04-08 07:40:59
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休会の提案が事実上、実現

▼前のエントリーでも記しています通り、護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 / JDI ) が3月の早い段階から提案していた『国会の休会』が昨日4月7日火曜の与野党の話し合いで、今日8日と明日9日の2日間、法案審議や本会議を休止することが決まって、実質的に現実のものとなります。

 一方、緊急事態宣言が出ても小池都知事が当初、みずから積極的に発言なさっていた首都封鎖(東京のロックダウン)は行われないのと同様、国会議員の登院は少なくとも現在、妨げられていません。
 ただし登院する、すなわち国会に出るに当たっては、徹底的な感染拡大予防策を実行することが当然ながら、不可欠です。

▼国会はこの武漢熱危機にあたって、法案を審議し立法をおこなうという至高の義務を果たすことと、感染拡大防止の範を主権者にお示しするという責任の、両立が求められます。
 これは二律背反でもあり、柔軟な対応が欠かせません。
 つまり、現実を見ながら模索する歩みとなります。

 国会は、事実上休会する2日分の法案審議を諦めるのではなく、10日の金曜に集約して行うという方向を今のところ打ち出しています。不肖ぼくも、当面は、これを支持します。

★護る会は実は、第二弾、第三弾の経済対策に向けて、きのう4月7日水曜に、執行部で意見交換をファクシミリ、Eメール、電話による持ち回り協議を行って、内閣総理大臣および自由民主党首脳陣に向けた至急の提言を議論しました。
 現在の対策は、消費税の見直しを議論すら回避し、緊急給付も分かりにくく限定し、柱が欠けているからです。

 そしてきのう夕刻までに、この「至急の提言」の執行部案づくりを終え、本日、4月8日水曜の午前に、感染予防対策を丁寧に施したうえでの「護る会総会」の開催を予定していました。
 重要な提言ですから、持ち回り総会ではなく総会を開いて自由討議が必要という認識でいったん執行部が合意したのです。

 しかし代表として今朝早く、あらためて考えたうえで、総会を開くべきではないと判断し、山田宏幹事長に電話し、上記と同じ方式での持ち回り総会に切り替えることを提案、その方向でいま、調整しています。

▼すべてありのままの経緯を、取り急ぎ、みなさんに報告しました。


 
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