On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2020-05-08 10:27:28
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みなさんへの報告 その1

▼きのう5月7日木曜は、まず参議院の経済産業委員会が短く開かれ、マスクにゴーグルを付けて出席しました。
 経産委が終わると、衆議院の第一議員会館 ( 国会議事堂の背後に三棟並んでいるなかでいちばん総理官邸に近い議員会館 ) の地下へ、マスクとゴーグルで ( しつこい ) 飛んでいきました。
 飛んでいかないと、席がない恐れがあったからです。

 そこには非常に広い会議室、というよりホールがあります。
 そこで午後1時半から自由民主党の「経済成長戦略本部・新型コロナウィルス関連肺炎対策本部合同会議」 ( ・・・長い名前 ) が開かれました。つまり経済対策から感染防止策まで武漢熱をめぐる凡 ( すべ ) てを扱う会議です。
 感染対策、すなわち議員間の間隔の確保、窓とドアを開けた換気、マスク着用と手指の消毒を施しての開催です。
  ではありますが、やはり問題は残りました。
 オンラインで、かつZoomは使用しないで開催すべきだと考えます。
 ただし、これだけ多くの議員、ちょっと数えられませんでしたが、ざっとで言えばおそらくは衆参140人か150人ぐらいかな、これをオンラインでやるのかという感覚がたぶん党本部にあったのではないでしょうか。
 そのなかで挙手した議員は、ぼくを含めて全員が当てられて自由に発言しました。

 最初に司会進行の木原誠二・経済成長戦略本部事務局長 ( 衆議院議員 ) が「2時間で終わりたいと思います」と仰いました。
 木原さんは、いつも公平な司会をされます。今さまざまなお店をはじめ営業時間の短縮という努力もなさっているのですから、立ち見を含めて150人ぐらいの国会議員がいても、なんとか2時間に収めたいといことだったのでしょう。
 しかし同時に、挙手した全員に発言してもらおうという基本姿勢でもあったようです。
 だから、4時間20分ほどを要しました。
 95人前後が発言したと思います。

▼会議の冒頭に、岸田文雄政調会長が「第一次補正予算は成立したが、その次を考えねばならない」と明言、「スピード感がキーワードであり、党が意見をまとめたものから順次、政府へ提言していく」と宣言されました。

▼不肖ぼくは上述の通り、飛んでいったのですが、会場の前の方はすべて「部会長席」と指定されていましたから、そのあとの列に座りました。 ( ぼくは外交部会の副部会長です )
 したがって、ぼくの番が回ってくるまでに多くの議員が発言し、当面のほぼありとあらゆる問題が提起されたとも言えるはずが・・・ぼくが発言しようと考えていた3点は、なぜかどなたも仰いませんでした。
 ぼくはとにかく焦点を短く絞ろうとも考えました。
 どの議員も、連休中に、ことしは電話やメールが中心であっても地元の国民の声を聴いて、それを背負って発言されるのです。他の議員の発言時間を確保せねばなりません。

「3点だけを簡潔に申しあげます。本日の会議は、冒頭に岸田政調会長が、第一次補正では足りない、その次を考えねばならないと明言されたことが、ほんらい基調となるべきです。したがってまず、その第二次補正予算案のなかに、国民一律への10万円給付をもう一度、入れてください。12兆円を赤字国債で賄うことを明記してください。次に、その第二次補正を待たずに、海外にいらっしゃる同胞、少なくとも140万人の日本国民に10万円を給付してください。第三に、諸国は既に経済再生の過程に入りつつあります。わが国では、武漢熱が来る前に消費増税という過ちを犯したために、武漢熱のショックがより強く響いている事実を謙虚に考え、消費減税の実行へもう動くべきです」
 特に消費減税のところでは、かなりの拍手が湧きました。
 それから海外の同胞への給付は、このあと他の議員が複数、「青山議員に賛成します」と発言されました。

▼ぼくのまえに「未来勉強会」の幹部もふたり、発言されましたが、消費減税への言及はありませんでした。
 もちろん消費減税の旗を降ろしたわけでは、ゆめ、無くて、とりわけ急ぐ課題に絞られたのでしょう。百パーセント、そうだと思います。前述のように選挙区の有権者からナマの苦しみの声を受け取られて、会議に参加されていたのですから。
 それを良く理解しつつ、すなわち『減税勢力』の連帯を確認しつつ、財務省との戦いを含めてもう取り組まないと間に合いません。

 護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 / JDI ) はこの日、作成作業を進めている消費減税法案の第3案(Ver.3)をまとめました。
 中心になって汗を流してくれたのは、われらが理論に強い国士、長尾敬・護る会副代表 ( 衆議院議員 ) です。
 週明けの臨時執行部会にて議論し、いよいよこれで良しとなれば、総会に諮ります。

▼ぼくは護る会代表としてすでに、消費減税をめぐるこの進行ぶりを指導者に直接、昨夜にあらためてお話ししました。
 意欲はお持ちです。
 緊急事態宣言の前倒し解除が有望 ( ! ) であることも、指導者は示され、そのときの日本再生策のひとつとして選択肢には入れておられることを昨夜、ぼくの受け止めとしては実感しました。
「アビガンの認可も近い。厚労省を説き伏せてね」という趣旨も仰り、厚労省であれ財務省であれ日本の官僚機構としっかり向き合って、最後には味方に付けて、国と国民のためにやるべきをやるという意志を強烈に感じました。

 この「説き伏せてね」という言葉は、実際には、もっともっと強いストレートな言葉でした。この地味ブログは広く無条件に公開する場ですから、勝手に配慮して言葉を和らげ、その代わり趣旨はきちんとお伝えします。

 ひとつのエントリーはなるべく短くするために、またほかの仕事群と両立させるために、この会議の結末はどうなったか、いかに紛糾し、いかにまとめたかは、次のエントリーに譲ります。

 
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