2020-06-07 18:51:42
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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香港をめぐる虚報について その1
▼まず今日6月7日の日曜に降って湧いた騒動について、何も知らない方もいらっしゃると思いますから、ざっと振り返っておきます。
中国が香港に国家安全法制を導入すると決めたことについて、共同通信が「それを批判する米英などの共同声明に日本も入るように打診されたが、拒否をし、アメリカなどに失望の声がある。習近平国家主席の国賓訪日実現に向け、中国を過度に刺激するのを回避する狙いがあるとみられる」という記事を配信しました。
これがYahooニュースなどにアップされたことで、安倍政権は何をやっているんだという憤激のコメントが、ぼくのブログにも殺到しました。
▼この記事はネット上に溢れかえっていますから、そのままここにもアップした方が話が早いのですが、以下の理由で、それをしません。
( 1 ) いかなる場合にも、著作権は尊重したい。
( 2 ) 記事をそのまま載せると、その部分だけを眼にして後は読まず、即座に「青山はこんな記事に同調するのか」、「共同通信の記事をパクるのか」といった、およそ理解しがたい中傷が必ず、やってきます。
多くのみなさんにとって信じがたいことでしょうが、これがネット社会のひとつの現実です。
これがYahooニュースなどにアップされたことで、安倍政権は何をやっているんだという憤激のコメントが、ぼくのブログにも殺到しました。
▼この記事はネット上に溢れかえっていますから、そのままここにもアップした方が話が早いのですが、以下の理由で、それをしません。
( 1 ) いかなる場合にも、著作権は尊重したい。
( 2 ) 記事をそのまま載せると、その部分だけを眼にして後は読まず、即座に「青山はこんな記事に同調するのか」、「共同通信の記事をパクるのか」といった、およそ理解しがたい中傷が必ず、やってきます。
多くのみなさんにとって信じがたいことでしょうが、これがネット社会のひとつの現実です。
▼そこで、まずは読んでいないひとも、すでに読んでいるひとも、誰でも読めるYahooニュースなどを使って、記事の全文を読んでください。
お願いしたいのは、最初のクレジットから文末まで、きちんとすべて読んでいただくことです。そう長い記事ではありませんから。
▼なぜ、そのように申すかと言うと、この記事を読んだだけで、経緯、すなわち香港を圧迫する中国に対峙することにおいて日本政府と英国などとの間に実際に何が起きたかの経緯をご存じなくとも、おかしな点が幾つもあることに気づかれるはずだからです。
まずは公開情報の分析から入るのが、情報を正しく活かす ( リテラシー ) の一般原則です。
ちなみに、このブログでは、その「実際に何が起きたかの経緯」はありのままに後述します。あとのエントリーにて赤裸々に明らかにします。
▼また、この記事を書いて配信した共同通信は、情けないことにその経緯をほとんど知らないと思われます。
それは共同通信の記者を務めたぼくの経験による推測です。あくまで推測ですが、19年近い内部体験に基づいています。非常に情けない話だと考えています。
▼さて、問題の記事を読んでいただけたでしょうか。
それを前提に、以下、ひとつづつ明らかにしていきます。
( その2へ続く )