2020-07-31 18:28:28
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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18年4か月かかって出てきたゲラを手に
執筆にそのながい歳月を費やした、純文学小説の第2作、「わたしは灰猫」 ( 扶桑社から11月11日に刊行 ) の初校ゲラが届きました。
( 刊行された小説としての第1作は、「平成紀」です。最初は「平成」という書名で文藝春秋社から刊行され、それをぼくの意思で「平成紀」と改題し、全文の改稿もして、今は幻冬舎文庫として世に出ています。たとえばここです )
この初校ゲラを自宅に持ち帰って、深更から、見直しを始めます。
そして、ぼくが撮った写真を使った表紙のデザインも進んでいます。
その写真は、今週の水曜日、7月29日に自宅で撮ったばかりです。ふと着想して、すぐにその着想のまま撮影しました。
ほんらいなら、物書きとして最高にうれしい時間の始まりなのですが、こっかいぎいんとしての難題、すなわち日本の国と国民にとっての難題があまりにいっぱいで、残念ながら、そんな感情はほとんど湧きません。
ただ、長いあいだ待ってくださった読者に、ようやく読んでもらえる日が、こんな重く多忙な日々のなかでも着実に近づいていることには、すこし安堵しています。
( 刊行された小説としての第1作は、「平成紀」です。最初は「平成」という書名で文藝春秋社から刊行され、それをぼくの意思で「平成紀」と改題し、全文の改稿もして、今は幻冬舎文庫として世に出ています。たとえばここです )
この初校ゲラを自宅に持ち帰って、深更から、見直しを始めます。
そして、ぼくが撮った写真を使った表紙のデザインも進んでいます。
その写真は、今週の水曜日、7月29日に自宅で撮ったばかりです。ふと着想して、すぐにその着想のまま撮影しました。
ほんらいなら、物書きとして最高にうれしい時間の始まりなのですが、こっかいぎいんとしての難題、すなわち日本の国と国民にとっての難題があまりにいっぱいで、残念ながら、そんな感情はほとんど湧きません。
ただ、長いあいだ待ってくださった読者に、ようやく読んでもらえる日が、こんな重く多忙な日々のなかでも着実に近づいていることには、すこし安堵しています。