On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2020-08-14 06:56:00
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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ぼろくそに言われる政府にも、24時間365日体制で国家国民に奉仕しているひとはいます

 ひとつ前のエントリーで記した、今朝にお会いした重要人物もそうです。
 お盆だろうが何だろうが、こんな時間にしか会えません。

 尖閣諸島の防衛だけではなく、消費減税についても議論、協議しました。

 こんなひとでも「もう民間人になりたい。具体的にそれを検討しています。もはや、やってられない」と仰ったことがありました。
 ぼくは懸命に止めました。
 そのとき、胸の裡 ( うち ) で思いました。『言葉だけじゃ止めようがない。おのれ自身の生き方でも説得しなきゃ』と。
 このひとは、とりあえずは思いとどまっておられます。
 ぼくなんぞの説得はまったく関係なく、ご自身が日本国の危機を思うからでしょう。

 こういう志士が志士であればあるほど、その働きは国家の機密に属することが多いです。
 そのために国民にほとんど、その私心なき行動も、家族の大きな犠牲も、何も知られることがないのは、すこし辛いことの、ひとつです。





 
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