On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2020-12-04 22:12:33
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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中国共産党の圧迫に苦しむひとびとが連帯する「第10回アジアの民主化を促進する東京集会」



▼きょう12月4日金曜、秋の臨時国会が事実上、閉会しました。
 といっても、部会などは閉会中も開かれますから、公務は続きますが、開会中の極端な日程の詰まり具合はすこしは変わります。
 そこで、開会中は、書きかけのままアップできなかったエントリーも、簡潔に完成させてアップしていきます。

▼写真は、半月ほど前の11月18日水曜の午後、国会内で開かれた「アジアの民主化を促進する東京集会」です。
 ぼくは、チベットのために戦う政治学者、ペマ・ギャルポさんに要請されて、この会場を確保し、かつ15分ほどのミニ講演を行いました。

▼会は、著名な外交評論家、加瀬英明さんの印象深い開会の言葉から始まりました。上の写真がそれです。
 その次が不肖ぼくの出番でした。
 国会議員の参加は、残念ながら、ぼくひとりでした。参加したかった議員は多かったと思います。国会が開会中でしたから、みな、委員会審議などとの調整が付かなかったのでしょう。
 ぼくはどうにかこうにか、隙間をつくれて幸運でした。 ( 写真は、三浦麻未公設第一秘書が撮ってくれました )

 そして安倍晋三前総理のメッセージを、ぼくの知友でもある評論家の西村幸祐さんがしっかり代読され、そして石平さんが分かりやすい講演をされました。
 ここで休憩となり、ぼくは税制改正をめぐる公務のため、やむを得ず、会場を離れました。

 政治家はすぐ中座します。遅れてきて中座することが習慣になっているような政治家も少なくありません。
 4年前の選挙中から、もしも当選すれば、そういうことをしない議員になろうと考えていましたから、よほどの理由がない限り、ぼくは遅参しませんし、中座もしません。
 したがって、会場を出るのは非常に残念でした。
 特に、このあと各民族の代表の挨拶があると知っていましたから、余計に辛かった。
 各民族からの代表、それは中国共産党に苦しめられているひとびとばかりです。

 ここに、その代表のみなさんのお名前を列挙しておきます。
 深い敬意を込めて。

 イリハム・マハムテイさん ( ウイグル代表 )
 オルホノド・ダイチンさん ( 南モンゴル代表 )
 王明理さん ( 台湾代表 )
 グエン・ハー・ギオックさん ( べトナム代表 )
 ウイリアム・リーさん、アラン・チョウさん ( 香港代表 )
 王戴さん ( 中国民主化運動の代表 )
 チュイデンブンさん ( チベット代表 )

 会はこのあと、決議文を採択し、ペマ・ギャルポさんが閉会の挨拶をして、連帯を確認して閉会したそうです。

 この誇りある会に参加できて、光栄でありました。
 みなさんの苦闘に、実りがありますことを祈りつつ、ぼくは不肖なりに、おのれにやれることを精一杯やっていきます。





 
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