2021-01-07 06:11:03
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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在りし日
▼ある日の「自由民主党・外交調査会」にて、不肖ながらぼくが発言しているとき、いつものように熱心にメモをとっておられるのが、画面左端の和田幸浩さんです。1月2日に脳出血によって急逝されました。
太い黒縁メガネと広い肩が、いつも政府席にありました。
こうやって、在りし日の姿としてその姿を見るときが来るとは、いったい誰が想像したでしょうか。
▼違う日の違う会合で配付された資料に、和田さんの名があります。
下から3番目ですね。
外務省の大臣官房総務課長です。
この資料は、もちろんほんの一例です。
外交関係の部会はすべて、資料に和田総務課長の名があり、いつも静かに、熱心に、誠実に、表裏なく参加されていました。
▼外交部会には、こうして参加議員が少ないときもあります。
そして今は、武漢熱のために、秘書さんが部会に入場できず、写真を撮ってもらうこともできません。
これは、ぼくが自席から、こうやって志を持つ議員は参加されるという意味合いで、撮りました。
すべて、護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 / JDI ) のメンバーである議員です。
その画面左端、政府席に、和田幸浩さんがいつものように居られます。
マスクの上の眼が、いくぶん微笑を含んでいます。
ひとに安心感を与える人柄でした。
和田さん、これでお別れじゃない。
あなたは、世界の外交官、国会議員、野球仲間、幼なじみから現在までの広い知友すべて、そしてご家族の胸のなかに生き生きとあり続けます。
ぼくの魂のなかでも、これからも良き議論を自在に、戦わせましょう。
立場の違ったふたりにあった友情は、これからは立場の違いもなくなり、もっと自由自在に、そして愉しくなるよ。