On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2021-01-18 09:12:26
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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武漢熱をめぐる自由民主党の対策本部の真っ最中です  (ひとつ、註を加えました)(ほかにも書き加えました)



▼きょうは法改正に絞った議論です。
 感染症対策を施しつつの会議ですが、非常に出席議員が多く、まったく当たらず、手を挙げ続け、手を振り、雛壇の対策本部首脳陣に目線を合わせ、先ほど遂に当たりました。

▼沢山の議員に発言してもらうことが大切なのは、首脳陣のお考えと同じなので、ぼくの発言は短く、ただ一点に絞りました。
 それは特措法の改正にも、感染症法の改正にも、水際対策の強化が何も盛り込まれていないことです !
( ※註記 ただし、今日の対策本部で配られた資料と、それに基づく政府側の説明の範囲内 )


 発言の冒頭に「この資料と、先ほどの政府による説明の限りでは、特措法の改正案、感染症法の改正案、いずれも重大な欠陥があります」と述べました。
 そして「もう一度、冷静に、客観的に振り返ってください」と申して、次のように指摘しました。
「去年の1月から武漢熱の蔓延が始まってすでに1年、ずっと、水際対策が甘かった。すぐ隣国の台湾が水際対策に成功したから、経済と国民への犠牲を少なく抑えているのに、日本ではなぜ水際対策を強化できないか。今はいわゆるビジネストラック・レジデンストラックをめぐって、菅総理の決断が遅かったことだけが指摘されていますが、ほんとうは法体系に欠陥があることが根本です」

 そして特措法、感染症法のいずれにも、水際対策の強化、それも「感染症の蔓延の恐れが出たときには、水際対策の強化を法によって政府に義務付ける」ことを求めました。

▼詳しくは、新動画の「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」を今週もいずれ収録しますから、そこで資料を明示しながら、みなさんにお伝えします。

▼写真は、きょうも杉田水脈代議士が撮ってくださいました。
 すぐ目の前の席から振り向いて撮ってくれたわけですが、ぼくは全く気づきませんでした。あなたは凄腕の忍者か !

▼会議はまだ続きます。
 衆参両院の議員が参加しているわけですが、参議院は、自由民主党の参議院議員総会がまもなく開かれます。
 どうやら「中途退席はしない」というぼくなりの原則に反して、途中で国会議事堂に移動しなければならないようです。
 今は、自由民主党の本部で、いちばん広い会議室です。
 どんなに寒くても、窓が大きく開かれて、換気されています。










 
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