2021-02-20 13:45:51
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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【先週の土曜にアップしようとして、地震発生のためにアップできないままになっていたエントリーをアップします。地震への対応は続いています】 心身を鍛えるのは何のためか
▼高杉晋作さんの功山寺蹶起 ( けっき ) の像です。
長年、行きたくて行かずにいた長州は功山寺を、雨のなか、近年に訪ねました。( 今日じゃないですよ )
見上げて、写真を撮るとき、目が合ったかも知れませぬ。
▼なんと、ぼくと会えるかも知れないと考えて、寺に散歩に来られた地元のひとがいらっしゃいました。
撮影は、青山千春博士です。
確か、わんこをお連れでした。
いま思えば、わんこも一緒に写りたかったですね。
・・・と思ったら、しっかり可愛いわんこを胸に抱いていらっしゃいました。
▼まもなく東北に地震が来るとは知らず、しかしその地震、災害も含めて、いざ事あるときにどのようにも心身を動かせるように、2月13日土曜に、仕事のわずかな隙間時間を狙って、信頼するトレーナー、日体大体育会ラグビー部の元バックスの元へ行き、彼のつくったメニューで鍛えました。
この日は、平日の疲労がどっと押し寄せ、その疲労のなかで土曜も仕事をしていたために、躯の深い部分が疲弊していたためか、どうにも不調でした。
筋肉をつくる上では、こうした不調の日はあまり筋肉量を増やさないでしょう。トレーナーもそう言いつつ、鍛錬の手は緩めません。
しかし逆に、こゝろを鍛える上では、この不調の時は、大きなチャンスです。
別に鍛錬は、公務でも義務でもなく、誰に頼まれたのでもありません。逃げ帰っても、なにも言われません。トレーナーはがっかりするでしょうが。
この逃げる気持ちに打ち克つことは、こゝろのエネルギーをしっかり蓄積します。
まさか国会議員になるとは思わない頃、近畿大学の経済学部でレギュラーの授業を持っていました。
半袖から見えるぼくの筋肉をみて、体育会の学生が「ぼくは試合のために鍛えていますが、先生は何のために、そんなに鍛えているんですか」と聞いたことを覚えています。
ぼくは「いい質問だね」と答えただけです。ほぼそれだけです。
なぜか。
議員であっても無くても、日本男子たるもの蹶起 ( けっき ) に耐えられる心身を持っていなければならないからです。
しかし当時のぼくは、一体どうやって起つのか、それが分かっていませんでした。
それなのに、実態がまだ無いのに、若き日本男子に「蹶起に備える」などと言ってはなりません。
だから、あまり答えませんでした。ふだんはどんな質問にも即、答えているのですが、このときはそのようにしました。
では今は、分かっているのか。
分かりつつあります。
いや、おのれひとりで分かるのではなく、志を同じくする日本男子、日本女子と共に考えつつあります。