On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2021-03-18 02:30:45
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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中国製ワクチンを選手に使わせないと回答がありました

「選手に中国製ワクチンを使えるから感謝する」という趣旨も感じとれる、IOCのバッハ会長の奇怪な発言は、むしろ良い警告になりました。

 少なからぬ人がそれで動いただろうと思います。
 ぼくも政府や東京オリンピック・パラリンピックの関係者に「フランスのマクロン大統領が危険だと明言したようなワクチンが中国製です。また、東京オリンピック・パラリンピックが開催されたらそれは中国製ワクチンのお陰だと喧伝して北京冬季五輪へのボイコット運動を抑えようとする意図がバレバレです。使わせないでください」と働きかけました。

 これに対し「使わせません」という予想以上に明確な回答がありました。
 関係者の義憤も感じました。

 ただし、まったく油断していません。楽観はしていません。
 公然たる工作国家、中国は、油断も隙もないですから。
 日本やアメリカの内部に協力者もいますから。
 見えざる戦い、ステルス戦です。

 ところで「油断も隙もない」と言うと、つい小池さんのお顔が浮かびますね。
 最初の都知事選のときにささやかに警告いたしたとおり、と言うより、あまりにもそのまんま動かれるので、つい苦笑もしてしまいます。





 
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