On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2021-04-18 00:30:02
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
Comments (0)

日本の失政でワクチン接種が遅れに遅れ、それで亡くなった同胞もいます  一方、遅れて良かった点が一点だけあります  副反応としての脳血栓で亡くなるひとを出さないために良かったことです

▼武漢熱に対するmRNAワクチン ( メッセンジャー・伝令型のリボ核酸を用いたワクチン  ) の投与が進んでいるイスラエルで、感染者が、つまり重症者や死者ではなく感染者が劇的に減って、マスクすら多くのひとが外せる環境になっています。
 ところが、このイスラエルは、国産ワクチンがありません。
 日本と同じですね。

 イスラエルは日本と比較すると人口が遥かに少ない ( 900万人 ) 、国家の成り立ちからして常に非常態勢でいるという、事情の違いはあります。
 しかしそれにしても、日本の失政は明らかです。

▼きのうの夜、ある現職閣僚に電話をしました。
 自由民主党のひとりの議員としての電話です。

 まず、上記の失政を徹底的に厳しく指摘しました。
 そして情況を急ぎ、改善するための方策を提案しました。その内容は、この無条件の公開情報であるブログには記しません。

 提案は、もうひとつありました。
 それは、日本が契約した海外製ワクチンのうち、前掲のmRNAではないワクチン、すなわちウイルスベクターを使ったワクチンであるアストラゼネカ製について・・・

( 1 ) 血栓を伴うリスクが先行使用の諸国ではっきりしてきたため、日本は使用しない。この不使用は全面不使用であって、特定のリスクグループへの不使用ではない。誰にも使用しない。

( 2 ) 一方で、日本は世界から信認される国として契約の不履行はせず、購入のうえ、血栓をはじめとする副反応に有効な対策が見つかるまで保管する。対策が見つからないまま有効期間が来れば、やむを得ず廃棄する。

ーということです。

▼こうした不肖ぼくの考えは、慶應義塾大学医学部の教授 ( 外科の執刀医 ) にして弁護士でもある現職議員という世界に稀なひと、古川俊治参議院議員と、基本線が一致しています。
 古川さんの存在は、武漢熱をめぐる政策を政府に直接、提起する任務のある与党にとって、極めて大切であるだけではなく、日本がこの武漢熱クライシスを克服するために、したがって国民のためにも、本質的に貴重だと考えます。
 正直で誠実、自分を売り込むことの一切ない人柄も、ほんとうに信頼できるひとです。

 そこで、新動画の「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の収録に再び、来ていただきました。
 ゲストが再登場なさるのは、古川さんが初めてですね。
 ここを視てください。





 
  • 前の記事へ
  • 記事の一覧へ
  • 次の記事へ
  • ページのトップへ

 

コメントは原則非公開です。それをご理解のうえ、投稿してください

名前
タイトル
メールアドレス
コメント
認証入力
画像認証 CAPTCHA Image 画像変更

※入力欄はすべて必須です。
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。
※文字化け等の原因になりますので、顔文字の利用はお控えください。

もう一度、コメントがすべて「原則非公開」であることを確認され、投稿ボタンを押してください。

  • ページのトップへ