On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2021-04-29 18:23:58
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昭和天皇がお生まれになった日に、悪戦苦闘

▼きょう4月29日木曜は、昭和の日、祝日ですから国会日程はありません。

 先にお伝えしたように、6月17日金曜にいよいよ、満を持して、皇位継承まんががが発刊となります。
 今日からもう2か月も無いのですが、まだ、ぼくの作業は公務の合間に、と言うより公務日程のない平日深夜、平日未明、そして週末と祝日に続いています。

▼この皇位継承まんがには、解説文が付きます。
 90ページ前後になる大部の解説で、ふつうのまんがには決して付かないものです。

 しかしこの皇位継承まんがは、国民、主権者のみなさんが女性天皇と女系天皇の違いすら伝えられることの無いまま、天皇陛下のご存在をどうやって護り続けるかをめぐって政治が動いている事態を、改善する、解決する、その大切な方途のひとつです。
 また世界唯一の万世一系である日本の天皇陛下というご存在ががいかに誕生し、どのような先人の智恵で継承されてきたかは、実は日本の学校ではほとんど教えません。

 このふたつの理由から、解説文は必須です。

▼この解説文は、ぼくの激務も勘案して、版元 ( 扶桑社 ) の編集部が書いてくれました。
 原作をいちから書くおろすこと、その原作を漫画用のシナリオにすること、これが青山繁晴。
 作画が、素晴らしいタッチ、ペン画の線を持つ漫画家の弘兼憲史さん。
 学問的な検討と確認が、尊敬する皇學館大学教授の新田均さん、
 支えが、護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 / JDI )。
 そして解説文が、編集部。
 ー このラインナップです。

▼ぼくに初校ゲラ ( ゲラとは仮印刷のこと ) として届いている解説文は、まごうことなき力作です。
 ちゃんと資料を渉猟して書いていることが、分かります。
 そして、この分野の第一級の専門家である新田先生の的確なコメントも付いています。
 それでもぼくは、全文に渡り、丁寧に、ほんとうに丁寧に修正を入れています。
 それだけ、このまんがの持つ意義が大きいからです。
 解説文は、手を入れなくても済むことを正直、期待していましたが、そんな訳にはいきませんでした。

 なんと、古事記、日本書紀をもう一度、読み直しつつの作業です。
 それ以外にも、神話時代や上古の時代からのファクトチェックを資料によって進めながらなので、ちょっと気が遠くなります。
 それに、すこしでも分かりやすくせねばなりません。
 日本人なら子供から大人まで読んでほしいからです。

▼冒頭に記したように、きょう祝日は、公務の日程はありません。
 日程こそありませんが、まつりごとを動かすために、電話とEメール、ショートメッセージをすべて暗号化して使いつつの仕事は平日と変わらず、山のように、いささかの誇張も無く山のようにあります。
 前述の、気の遠くなるような解説文手直しも、それと同時進行でやるほかありません。

 さらに同時でいくつかの仕事を常に進めるほかありませんが、このブログに頂く大量のコメントで主権者の意見にこゝろの耳を傾けるのも、ほぼ24時間態勢で、ずっと続けています。

 最近、非常に多い、ますます増えているのが、特定のかたがたが動画やツィッターで主張されていることを、ぼくも同意せよ、同調して動けという内容のコメントです。
 そのかたがたが、国会の現場にいらっしゃる人であることは、まずありません。

 ぼくは、どのような意見にも最大限に耳を傾け、目を配る努力を致し、かつ、あくまでもぼくの信念に基づいてだけ行動します。
 不肖ながら、ぼくには不動の理念があります。ですから、限られた人生の時間を、なるべくならそれに集中して、みなさんのお役にささやかに立ちたいと願っています。

 非常に多数にして、長文も多いコメントを読む立場、いつだってどこだってぼくにも24時間しか無いことを、もうすこしだけ、考えて頂けないでしょうか。
 独自の主張をなさるかたがたの論理だてを、ごく一部とはいえ主権者がそのままぼくに持ち込まれることは、繰り返しがあまりに多くなりすぎると、負担でないとは言えません。
 背負うべき重荷なら、すでに、この肩に背負っています。
 そのかたがたも、それぞれにみずからを信じて努力なさっているのですから、それを尊重しています。たとえば、この最新動画でも申しているとおりです。
 そこへ重ねて持ち込まれる必要はありません。

 ぼくは他人に干渉しない、おのれが干渉されても基本、干渉しない。この生き方をずっと貫いていることも、ごくわずかにでもそろそろ分かって頂ければと思います。
 この生き方こそが、一致点を見つけるという、にんげんの所業でもっとも難しく、もっとも尊いことをなり立たせると考えて、その王道を往こうと努力しています。

▼さ、作業に戻ります。
 あちこち、心理的には圧迫感のある電話もせねばなりませぬ。





 
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