On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2021-05-17 03:19:06
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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【推敲し、タイトルも変えました】 お話ししておきます

 新動画の「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」にて、「古代の天皇陛下のなかで庶民のことをお考えになったのは、仁徳天皇しかいらっしゃらない」とぼくが申したと解釈なさっているひとがいらっしゃいます。
 それは恐縮ながら違います。
「古代において、世界の王や皇帝と言われるかたがたのなかで、ご自分よりも庶民を第一にされた、それも御自らの食事や衣服、宮殿が危機的状況になってもなお庶民の生活を最優先なさることを徹底されたかたは、日本の仁徳天皇だけです」という主旨を踏まえて、世界の中で日本だけに、こうした伝統があるという意味で申したのでした。

 ぼくは上記のことをこれまで、ん十年にわたり、回数はどんなに少なく考えても百回どころではなく、数多く、お話ししてきたと思います。
 ですから繰り返しをできるだけ避けるために、短く話すことがあります。この動画では、そうでした。
 そのために生じた誤解であって、悪意のない善意の誤解だと思います。誤解が生じたのにも理由があると考えます。また、そうした理由のために、他にも誤解をなさったひとがいらっしゃる恐れがあると考えます。
 だから、このように説明しました。

 発信というものは凡 ( すべ ) て、正しく理解されるより誤解されるほうがずっと多い、その現実を、発信する以上は覚悟のひとつとして、今のぼくはそのまま受け容れています。
 誤解された方に、何も問題はありませぬ。





 
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