On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2021-05-30 06:22:59
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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5月は、ふたりの誕生月でした

 若葉の五月も、去ろうとしています。
 苦しみのなかに去ろうとしています。

「わたしは灰猫」のふたりは、この月に生まれ、遙かな距離と、遠い時間を超えて、出逢いました。

 新動画の「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の視聴者のなかに、ふたりの誕生日を覚えてくださっているひとが居て、読後の感想を番組に送ってくださいました。
 収録のとき、三浦麻未公設第一秘書が打ち合わせなしにそれを読んでくれたとき、ぼくは感激したのでした。
 収録で表現したより、こころのうちはもっと、うれしかったのです。

 18年以上も掛けて書いて、ほとんど読まれないと思っていましたが、読み手はなかなか消えず、じりじりと読まれている感があります。
 たとえばここから、それがすこしだけ伺えます。
 18年4か月の日々が報われないことには変わりなくて、ぼくはそれでいいと、達観しています。
 しかし、あのふたりのことを忘れないひとが、この日本に何人かはいらっしゃるのかと思い、それには救われます。幾分かは、救われます。





 
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