On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2021-06-08 21:28:00
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あのひとが居ますよ



▼きょう6月8日火曜の経済産業委員会で、質問に立ちました。
 議員となって28回目、今回は「産業競争力強化法の改正」についての審議です。

 これまでかなり審議が進行していて、与野党の質疑をずいぶん聴きました。
 聴きながら考えていたのは、『根幹を問いたい』ということでした。

 そもそも日本の産業の「競争力」とは、いったい何のか。
 生産性を高めよと、官僚も政治家もエコノミストも、定番のように仰るけれど、それがほんとうにいちばん大切なのか。

 さらに、中小零細企業であることがまるで良くないことのように、再編だの、M&A ( 会社の合併・買収 ) だのを法律で「やれ、やれ」と押してくるけど、ちょっと待て。
 やる気のある中小企業、挑む零細企業を、カタカナで言うとベンチャーだったりするじゃないか。

▼さて、実際にはどんな審議になったでしょうか。
 便利な世の中になっていて、参議院の公式HPで、どなたでもいつでもご覧になれます。
 そして、新動画の「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」でも、いずれ参議院の許可を得て、必ず、お見せします。
 実際、第61回放送ですでに一度、同じ経済産業委員会の審議をアップしているのです。ここです。



▼不肖ぼくの質問に真摯に答弁される梶山弘志・経済産業大臣と、その背後で、傍聴される主権者です。
 感染症対策として人数を絞りに絞られた、9人です。ベストナインですね。

 ぼくは28度の質問すべてについて、傍聴者をこのブログで募り、そして審議が終わったあとに、必ず、解説の会を開きます。

▼きょうは、まず午前9時50分に理事会が始まります。 ( 今ぼくは経産委の理事です。各党の代表が審議の進め方について協議するのが理事会です )
 ぼくは、いつもの通り、まだ議員も官僚もひとりも来ていない9時20分すぎには国会議事堂の分館の階段を駆け上がって、無人の理事会室に入っていました。
 そして理事会を終え、隣の第41委員会室に移り、経産委員会が午前10時に開会すると、本日のトップバッターとして質問開始です。
 割り当てられた40分かっきりで質問を終えました。

 そのあと各党の質問があり、午後零時半に昼食のための1時間の休憩になりました。
 しかし昼食はとらず、主権者のみなさん、つまり傍聴者のかたがたと、分館の一隅で集まります。衛視さんの許可を得てのことです。
 そして質問をめぐる裏話を中心にシビアに、そして楽しく語り、良き質問もお受けして、時刻はあっという間に午後1時15分になりました。
 45分間の解説の会ですね。
 みなさんの志が、ほんとうにいつも熱いのです。

 そこで解散し、あと15分。
 そこから昼ご飯を食べると、まさかの遅刻になってはいけない、もしも30秒でも遅れると下手をすると審議が止まります。
 そこで昼食を断念。
 早めに委員会室に戻ると、自由民主党のなかでも中小企業を軸にした産業政策の優れた専門家として知られる松村祥史 ( よしふみ ) 参議院議員が質問を評価してくれました。
「勉強になりました」と言われて内心でとても恐縮していると、「メタンハイドレートのこと、もっともっと質問で言ってくれていいと思いますよ」と仰ったので、おおーと思いました。

 ぼくは5年まえ、議員になったとき、党が知らないあいだに参議院「外交防衛委員会」の委員に登録していたのです。
 専門分野を考えてのことでしょうね。理解できます。
 しかし外交と国防は、委員会に属していなくとも、やれます。そして、こうした「常任委員会」はひとつしか、属せません。
 そこで議員になった早々に、かなり困難な交渉をして、この経済産業委員会への、異例の配置換えをしてもらったのです。
 なぜか。
 メタンハイドレートをはじめとする自前資源を日本が初めて活かすには、なにより経済産業省を突き動かさないとどうにもならないし、既得権益のカタマリの経産省を動かすには、国会議員になった以上は、経済産業委員会の委員になることが最善だからです。
 最善と言うより、実際は、経産委員会に属していないと、国会で何を質問しても経産省は聴くふりだけに近いでしょう。政治記者の経験から、そう考えていました。
 そして、ある高級官僚 ( 幹部の行政官 ) によると、これまでの経産委で、自前資源について専門性のある領域や具体的な実用化にまで踏み込んで質問した議員はひとりも居なかったそうです。

 なので、松村議員がはっきりと自前資源に理解を示されたことに、いささかの感慨を感じました。
 じりじりと、しかし着実に前進するようになった手応えが、こんなところにもあります。

▼ところで、傍聴席の右からふたりめを見てください。
 どこかで見た感じがしませんか ?

 なんと、われらがこうちゃんこと飯田浩司アナです。
 解説の会も飛び入り参加されました。
 そして「来週火曜の朝、よろしくお願いします」と仰いました。
 近く、ニッポン放送の飯田アナの番組に久しぶりに参加するらしいとは覚えていたけど、そっか、来週ですか。
 リマインド、ありがとう。

 飯田こうちゃんは、その現場主義も、こゝろから尊敬できる人です。






 
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