2021-06-20 16:18:14
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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一部の外務官僚、それに親中派が組んだ、非常に悪質な陰謀が進行しています
▼ふだん、陰謀論を採らないぼくですが、それは「世の悉 ( ことごと ) くを陰謀にしてしまうと真実を見誤る」という、ささやかな警告であって、陰謀そのものは確実に、現実に、存在します。
たとえばベトナム戦争の始まりであるトンキン湾事件は、アメリカのCIAが仕組んで「ベトナムが公海上でアメリカ軍の艦艇を攻撃してきた」ことにした、捏造です。ベトナム戦争を始めるための、アメリカ製の陰謀です。
▼ここ数日、日本の重要人事について、陰謀が行われています。
日本には、安倍政権の大切な遺産のひとつとして、国家安全保障会議( National Security Council / NSC ) があります。
そして、その事務局として国家安全保障局 ( National Security Secretariat / NSS ) が機能しています。
初代局長は、外務省出身者でしたから、外務省は本音として「この局長ポストは外務省のもの。特に、外務事務次官を終わったような首脳級の行き先として最適」という意識が間違いなくあります。
しかしこの初代局長は、韓国との濃い繋がりが、具体的に指摘されてきました。
それが理由かどうかは分かりませんが、安倍総理 ( 当時 ) は、現在の北村滋局長に交代させました。
第二代の北村局長は、警察庁出身ですから、外務省内には激震が走りました。
▼この北村局長は清潔で知られ、またたった今、米国のサリバン大統領補佐官 ( 国家安全保障担当 ) やブリンケン国務長官 ( 外相 ) と信頼関係を構築し、中国に対する厳しい姿勢の日米連携を築いています。
これはぼくの個人的見方では全くありません。日米関係に詳しい人なら、立場の違いを越えて、この評価で一致しています。
さらに北村局長は、トランプ政権時代の大統領補佐官 ( 国家安全保障担当 ) や国務長官から高く評価され、それを明らかにした「ニクソン・セミナー」 ( ことし6月 ) の動画も公開されています。ここです。
英語がさほど好きではないひとでも、大丈夫、キタムラサンという個人名が出てくるのをはっきり聴き取れると思います。
日本の行政官の実名を挙げて、アメリカのトップ級の政治家がここまで公に激賞するのを、ぼくは初めて視ました。
▼菅政権も、日米首脳会談やG7サミットで厳しい対中姿勢を取ることで合意した以上、この北村滋NSS局長の存在は重要です。
ところが、まず週刊誌のネット版で「北村局長は退任。後任は秋葉外務事務次官」という観測記事が流れ、その次に毎日新聞が「政府がこの人事を固めた」という表現ながら、事実上、確定した人事を書くときの定型で記事を載せました。
さらに、産経新聞の今朝の朝刊にも、同じく事実上の確定人事として、人事にしては長文の記事が載っています。
産経の記事には、秋葉外務事務次官の行き先がNSS局長だからと、「後任」の外務次官をはじめ芋づる式の人事まで長々と書かれています。
▼ぼくの調べたところでは、この人事は真っ赤な嘘です。
そして、嘘を流すだけではなく、真っ赤な嘘を既報にして、ほんとうにしようという意図もはっきり感じられます。
19年近い第一線の記者経験から、その手の内、いや犯罪的な偽情報としての「手口」がありありと分かります。
▼ぼくがとりあえず確認したのは、上記の記事ですが、おそらく他にもあるでしょう。
極めて組織的な、まさしく陰謀による、偽情報リーク工作です。
首謀者は誰か。
おそらく秋葉外務事務次官ではないでしょう。
秋葉さんの退任論が省内で出て、それを利用して、北村局長を無きものとし、また「NSS局長の座は外務省の既得権益であり、それを取り戻したい」という外務省内の本音を巧みに活かした工作だろうと考えます。
▼日本にしては厳しくなった対中姿勢、そして中国に対峙する日米の連携を崩そうとする、非常に悪質な陰謀です。
単に人事の話に留まりません。
国家安全保障局の局長が外務官僚に戻ってしまえば、中韓に対してろくに何もしない国家安全保障局に、逆戻りします。
これが単なる誤報ではなく、「嘘の人事をほんとうの人事にする」という策略であり、それも重大な底意のある陰謀であることを、まず主権者が知っていただきたいと考えます。
陰謀の成就を許してはなりません。
これも中国共産党の、なかでも習近平国家主席の暴政に向かい合う、公正な取り組みのひとつです。
たとえばベトナム戦争の始まりであるトンキン湾事件は、アメリカのCIAが仕組んで「ベトナムが公海上でアメリカ軍の艦艇を攻撃してきた」ことにした、捏造です。ベトナム戦争を始めるための、アメリカ製の陰謀です。
▼ここ数日、日本の重要人事について、陰謀が行われています。
日本には、安倍政権の大切な遺産のひとつとして、国家安全保障会議( National Security Council / NSC ) があります。
そして、その事務局として国家安全保障局 ( National Security Secretariat / NSS ) が機能しています。
初代局長は、外務省出身者でしたから、外務省は本音として「この局長ポストは外務省のもの。特に、外務事務次官を終わったような首脳級の行き先として最適」という意識が間違いなくあります。
しかしこの初代局長は、韓国との濃い繋がりが、具体的に指摘されてきました。
それが理由かどうかは分かりませんが、安倍総理 ( 当時 ) は、現在の北村滋局長に交代させました。
第二代の北村局長は、警察庁出身ですから、外務省内には激震が走りました。
▼この北村局長は清潔で知られ、またたった今、米国のサリバン大統領補佐官 ( 国家安全保障担当 ) やブリンケン国務長官 ( 外相 ) と信頼関係を構築し、中国に対する厳しい姿勢の日米連携を築いています。
これはぼくの個人的見方では全くありません。日米関係に詳しい人なら、立場の違いを越えて、この評価で一致しています。
さらに北村局長は、トランプ政権時代の大統領補佐官 ( 国家安全保障担当 ) や国務長官から高く評価され、それを明らかにした「ニクソン・セミナー」 ( ことし6月 ) の動画も公開されています。ここです。
英語がさほど好きではないひとでも、大丈夫、キタムラサンという個人名が出てくるのをはっきり聴き取れると思います。
日本の行政官の実名を挙げて、アメリカのトップ級の政治家がここまで公に激賞するのを、ぼくは初めて視ました。
▼菅政権も、日米首脳会談やG7サミットで厳しい対中姿勢を取ることで合意した以上、この北村滋NSS局長の存在は重要です。
ところが、まず週刊誌のネット版で「北村局長は退任。後任は秋葉外務事務次官」という観測記事が流れ、その次に毎日新聞が「政府がこの人事を固めた」という表現ながら、事実上、確定した人事を書くときの定型で記事を載せました。
さらに、産経新聞の今朝の朝刊にも、同じく事実上の確定人事として、人事にしては長文の記事が載っています。
産経の記事には、秋葉外務事務次官の行き先がNSS局長だからと、「後任」の外務次官をはじめ芋づる式の人事まで長々と書かれています。
▼ぼくの調べたところでは、この人事は真っ赤な嘘です。
そして、嘘を流すだけではなく、真っ赤な嘘を既報にして、ほんとうにしようという意図もはっきり感じられます。
19年近い第一線の記者経験から、その手の内、いや犯罪的な偽情報としての「手口」がありありと分かります。
▼ぼくがとりあえず確認したのは、上記の記事ですが、おそらく他にもあるでしょう。
極めて組織的な、まさしく陰謀による、偽情報リーク工作です。
首謀者は誰か。
おそらく秋葉外務事務次官ではないでしょう。
秋葉さんの退任論が省内で出て、それを利用して、北村局長を無きものとし、また「NSS局長の座は外務省の既得権益であり、それを取り戻したい」という外務省内の本音を巧みに活かした工作だろうと考えます。
▼日本にしては厳しくなった対中姿勢、そして中国に対峙する日米の連携を崩そうとする、非常に悪質な陰謀です。
単に人事の話に留まりません。
国家安全保障局の局長が外務官僚に戻ってしまえば、中韓に対してろくに何もしない国家安全保障局に、逆戻りします。
これが単なる誤報ではなく、「嘘の人事をほんとうの人事にする」という策略であり、それも重大な底意のある陰謀であることを、まず主権者が知っていただきたいと考えます。
陰謀の成就を許してはなりません。
これも中国共産党の、なかでも習近平国家主席の暴政に向かい合う、公正な取り組みのひとつです。