On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2021-07-02 04:54:43
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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忘れていることも、水面下で、地下で、日本を駄目にしていく

▼みなさん、東京は雨の朝です。
 おはようございます。
 きのうも大雨でしたが、東京都議選のために7か所を回り、声を枯らして応援演説をおこない、移動中も遊説車のなかでマイクを握って懸命に不肖ながら呼びかけ・・・をやっているあいだは、奇跡的に雨が止んでいました。
 最後に個人演説会を終えて、外に出ると、予期したとおりしっかり雨が降っていました。

 正直、疲れましたが、東京都板橋区の松田やすまさ候補、同じ板橋区の河野ゆうき候補、それから東京都北区のやまだ加奈子候補、いずれも、社交辞令一切抜きで素晴らしい候補で、ぼく自身も勇気づけられました。
 松田さん、河野さんはいずれも、4年まえに小池百合子都知事の吹かせた風に呑み込まれて苦杯を舐めた、当時の現職都議でした。
 しかし、そこからの苦しい4年が、いかにおふたりを逞しくしたかを、実感しました。
 苦難で強くなるひとは、都政を担う資格があります。

 やまだ加奈子さんは、護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) を支える事務局長の高木啓衆議院議員と連携する女性都議 ( 現職 ) です。
 したがって北区では、ずっと高木さん、やまだ加奈子候補、ぼくの3人で回りました。
 やまだ加奈子候補の優しいお見かけではとても分からない、血の滲む労苦が、とくに最後の個人演説会のやまだ加奈子さんのお話で良く分かりました。

 首都・東京の議会選挙であっても、現場に入ると、そこはまさしく地方選挙、ふだん国会に居るだけではなかなか肌に伝わらない日本の地方のゲンバの苦闘が、おかげでよおく伝わってきました。
 耳を傾けてくださった主権者のみなさん、こうべ ( 頭 ) を垂れて敬意と感謝を申しあげます。

▼さて、これだけ世に難事が続くと、どんなに騒ぎになった大問題でも、どんどん忘れ去られるということが起きます。
 どころが、それを放っておくと、日本を根本的に駄目にしていく要因になります。
 これを、もう一度、地下から掘り出して白日のもとに晒し、日本を支えるのも議員の大切な仕事のひとつだと、ふだんから考えています。

 その取り組みのひとつを、ここでお話ししています。
 短いですし、みなさん、どうかご覧ください。

▼この新動画の「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」は、きょう7月2日金曜も、国会が閉じてもスキマのない日程に無理にでもスキマをこじ開けて、収録します。
 本音を言うと、まさしく魂からの叫びです。
 日本をこのまま駄目にしてしまわないために、きのうの街頭での訴えと同じく、全身全霊でみなさんにこそ、お話ししています。
 きのうの街頭でも、「視てますよ」という声を思いがけず沢山かけていただき、胸の奥で涙しました。






 
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