On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2021-08-11 06:03:38
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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辛い発信

 不肖なりに発信するとき、いかなる発信であっても、ぼくのこゝろの中では全身全霊でやっています。
 そのためかなと思いますが、動画ひとつ収録するときにも、胸の裡 ( うち ) では非常に辛いときが、なくはないです。

 きのうの収録の1本目は、とても辛かったです。
 しかし、やはり、東京オリンピックの、あれほど選手が敢闘した東京オリンピックの、その閉会式については、きちんと語らざるを得ませんでした。
 動画はもう、ゆうべのうちに公開されているので、コメントをいただいています。
 そのなかに、「かつてリオ五輪の閉会式で、次の東京五輪のプレゼンテーションがあったときは、君が代が大活躍していた」という趣旨のコメントも複数ありました。
 その通りで、これがすなわち、政権交代の影響だと、ぼくは考えています。
 全部が政権交代で変わったとは言いません。しかし開会式や閉会式の中身が当初計画から変化していったということも、政権交代との関係があるとも考えています。
 そして、主たる責任、最終責任は、まつりごと、政にあることも、こうしたことと裏表一体です。

 政権が交代すると、それが同じ自由民主党中心の政権であっても、ここまで広範囲に重大な影響を及ぼすということ、それをしっかり意識するためにも、ぼくらは辛くても、この二度目の東京五輪の開会式と閉会式をきちんと記憶したいと考えます。

 ほんとうは、政治に無関心な方に、このエントリーを読み、動画を視てほしいのです。
 政治は怖いですよ。
 実は何もかも左右するぐらいの影響力を、見えるところ、見えざるところの両方に持っています。

 きのう、武漢熱のために長く交遊が途絶えている海外の大切な知友から" How's it going?”、最近どうだい ? と聴かれました。
 Fine とか何とか答えればいいのに、思わず、"As for me, everything's getting more and more difficult." ぼく自身に関してはね、何もかもさらに困難になっているよ、と答えてしまいました。
 その最中の動画収録がきのうでした。

 しかし、前述したように、まつりごとの責任、重み、なかでも政権交代ということの重大さを考えていましたから、収録の2本目は、秋に必ず挙行される総選挙について、最悪のケースでは何が起きるかをあえて語り、3本目では半導体の問題にも絡んで「経済産業省の没落」について語りました。

※ ゆうべアップされている、東京オリンピックの閉会式についての動画、すなわち「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の最新放送は、ここです。
  サムネイルで言えば、「日本を無きものにするな!」です。

※ 今夜と明日にアップされる放送は、いずれもここにアクセスしていただければ、一番上に順次、出てきます。





 
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