On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2021-10-14 06:01:23
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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自由民主党の拉致問題対策本部に参加しました  残念ながら主要議題のひとつは立憲民主党の議員による失言でした



▼自由民主党の拉致問題対策本部は、きのう10月13日水曜、参議院の本会議の直後に開かれました。
 話しておられるのは、救う会・会長の西岡力さんです。 ( 黄色いスーツ姿の山谷えり子本部長の右隣 )
 全被害者の救出へ向けた変わらない、尊い熱意を持って、立憲民主党の議員による問題発言を批判され、またわたしたち議員に、西岡さん独自の情報ルートによる北朝鮮と独裁者の現状を話してくださいました。

▼実は、ぼくは今回、これまでよりずっと踏み込んだ発言をしました。
 外務省をはじめ政府側と、出席議員に対して、ぼくなりの水面下情報も明らかにして、解決へ向けた新しい努力を呼びかけました。

 それを、無条件の公開情報である、「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」などにおいて、どこまで話せるか、良く考えます。
 厳しい条件付きで水面下情報をお伝えする、東京コンフィデンシャル・レポート(TCR)独立講演会では、その背景も含めてお話しします。

▼対策本部では、立憲民主党の議員の信じがたい発言も大きなテーマになりました。
 そんなことを議論せねばならないこと自体、情けなく、辛いことです。
 解決の足を引っ張る、日本国民の救出を妨害する日本の国会議員、北朝鮮のたくらみの主張とそっくりのことを恥もなく公に発言する日本の国会議員、そんな人が主権者に選ばれて、国会にきょうも出てくることが信じられません。

 各議員から怒りの発言が相次ぎました。
 ぼくは「この対策本部としても対応すべきです」と述べました。
 そして対策本部の最後に、山谷えり子本部長から、声明の原案が明らかにされ、ぼくは一点だけ修正意見を申しました。
 そのうえで、声明の作成と発表を対策本部長に一任することで、参加議員の全員が合意しました。

▼このあと、山谷えり子本部長が声明を発表されました。
 全文は以下の通りです。

~原文のまま引用~

 わが党は、これまで一貫して、全ての拉致被害者の即時一括帰国に向けて取り組んできた。
 今般、立憲民主党議員により「拉致問題は本当にあるのかどうか、ないんじゃないか」という発言があった。これは、これまでの政府方針とまったく異なるものである。
 さらに、「今は生存者はいないと思う。拉致生存者がいると思っている人はたぶん自民党でも一人もいないと思う」との発言もあった。しかし、わが党にそのような考えを持つ議員はいない。
 岸田文雄内閣は、拉致問題の解決を内閣の最重要課題として取り組んでいる。自民党は、総選挙に向けた公約で、「首脳会談の実現など、あらゆる手段を尽くし全ての拉致被害者の即時一括帰国を求める」と明記し、発表したばかりである。
 引き続き自民党は拉致被害者全員の一刻も早い帰国実現に向け、一致団結して取り組んでいくことを改めて表明する。
     山谷えり子・自民党拉致問題対策本部長

~引用終わり~





 
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