On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2021-10-28 20:57:07
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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【書き加えました】  山崎拓氏の除名を求める、自由民主党大阪府連の上申を、強く支持します

▼山崎拓氏はきのう10月27日夜、衆院選の大阪10区に入り、辻元清美候補 ( 立憲民主党 ) と並んで立ち、「小選挙区は絶対に辻元、必ず当選させて欲しい」と主権者に呼びかけました。
 辻元候補はツイッターに、山崎氏が「最後に、小選挙区は辻元清美、比例区は自民党と申し上げまして私の応援演説と致します」と発言する動画を投稿し、選挙活動に利用しています。

▼これに対し、自由民主党大阪府連は翌日のきょう10月28日に、自由民主党本部に、山崎氏を除名処分とするよう上申しました。
 大阪府連は、山崎氏のこの異様な行為について「後ろから弓を引く行為で許されない」と述べています。
 この大阪府連の見解と行動を全面的に支持します。

▼大阪10区の小選挙区では、自由民主党公認にして護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) 会員のおおくま ( 大隈 ) 和英候補が出馬し、懸命に主権者に祖国の前進を訴えています。
 わたしも護る会代表として、おおくま候補を応援するために、10月24日の日曜に現地に入りました。
 自由民主党の山崎氏のこの行為は、どんな選択をするかを真剣に考えているすべての主権者を混乱させるだけではなく、愚弄するものです。

▼同時に、山崎氏の奇怪な言動には、もはや驚きはしません。
 それは個人の特異な問題であると同時に、わたしが「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」で指摘したとおり、自由民主党の内部、その一部に巣くうリベラリズムならぬ、ただの左翼色の顕れでもあります。

 したがって、自由民主党を内部から変えるよう力を尽くしている護る会の存在の必要性を、むしろ裏付けるものです。
 また、大阪10区で辻元候補と真正面から対峙している、おおくま候補が、護る会の一員として小選挙区の当選者になることの正しさも、証明していると考えます。

▼わたしは今夜、信州の安曇野 ( 長野2区 ) から、大阪で再び、護る会の候補らを応援するために長駆、移動する途上で、自由民主党の複数の幹部と電話で議論しました。
 除名が不可欠であるという認識で一致しました。
 党は、総選挙の最中にこれ以上、山崎氏の行動がメディアなどによって際立つのはむしろ敵を利すると判断し、総選挙後に処分に踏み切る考えに傾いているようです。
 わたしは「いや、即座に除名すべきです」という考えを伝えました。




 
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