On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2021-11-02 18:21:47
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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不思議印 ( じるし ) の人生の時間

▼朝5時台に自宅を出発、6時半からニッポン放送ラジオの生放送に参加し、8時にそのラジオを終わりました。
 タクシーに乗り、落選を喫した盟友、長尾敬・護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) 副代表と今後のことについて協議をし、タクシーを降りたらすぐに今日の仕事に入りました。

▼それと同時進行で、総選挙をめぐる裏側の真実について情報収集を重ねているうちに、まさしく、あっという間に夕方に。
 きょう11月2日火曜に配信するはずだった東京コンフィデンシャル・レポート ( TCR / クローズドの完全会員制レポート / ここです ) がなんと ! 完成しなかった。
 このTCRレポートは、どんな内容のレポートにするかという企画から、情報の収集、情報の確認、執筆、推敲に次ぐ推敲、そして最後の仕上げまでをすべて、どんなに忙しくてもぼくひとりで行っています。
 どなたの手助けも一切受けません。
 だから、ごくたまに、ではありますが、こうやって予定通りに完成しないことがあります。

 夕方になってしまうと、会員への配信業務を担う、独立総合研究所の社員の勤務時間を超えるので、もう配信が不可能になります。
 また明日は祝祭日なので、独立総合研究所はお休みで、やはり配信ができません。

( レポートの配信実務と、全体の管理事務は、ぼくと契約している独立総合研究所が行います。ぼくはかつて独立総合研究所の代表取締役社長・兼・首席研究員でしたが、5年4か月前の参院選の最中に、みずからの意思で退任し、創業者株も無償で返上しました。現在は、独立講演会で講演すること、TCRレポートを作成すること、それらについて独立総合研究所から委託を受けています。講演会の運営や、レポートの配信や管理などについては、ぼくは一切タッチしません )

▼残念ながら、総選挙後初のレポート配信は、休み明けの11月4日木曜となってしまいました。
 会員には大変に申し訳ないです。レポートを楽しみにされているでしょうから、こゝろからお詫びします。

 正直、一日の過ぎ方の違いに驚いています。
 応援遊説に出ていた12日間は、きょうラジオが終わったあとの朝8時から夕方6時まで時間があれば、何人もの候補のために応援し、とても遠い距離を一気に移動もしていました。
 それが、選挙中に溜まりに溜まったほかの仕事、そして情報収集を重ねているだけで、もう日が暮れた !
 人生の時間とは、ほんとうに、さまざまな過ぎ方をしますよね。
 当たり前のことなのに、ぼく自身もよおく分かっていることなのに、あらためて、ちょっとびっくり。

▼総選挙後初のTCRレポートを配信する11月4日木曜には、総選挙後初の「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の収録も行います。
 テーマは当然、総選挙の締めくくり、そして総選挙後の日本の進路を含みます。

 この4日は、防衛省との中露艦隊をめぐる議論や、東大生へのオンライン・ゼミなど盛り沢山です。
 国会は10日召集の見込みですが、ぼくは閉会中も国会に日常的に、頻繁に出ます。
 それを各省庁の行政官 ( 官僚 ) 、そして国会・議員会館の事務方、国会の衛視さんたちがじっと見ている気配を感じます。
 防衛省を含め役所と、国家と国民に役立つ議論をするには、そうした見えざる信頼感も、ほんとうは欠かせないことだと考えています。





 
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