On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2021-11-06 10:19:55
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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悪夢に現れたひとは誰か

▼最近には珍しく悪夢を見ました。

 出張先でいつも通り、土日も何も関係なく午前4時ごろに起きて働き、疲れが出てすこし仮眠していました。
 しきりに、頭が痛い、痛いと考えています。
 これは夢ではなく、現実です。
 ぼくは頭痛が滅多にしない体質なので、逆に、頭が痛いときは身体の最終警告です。「いくら何でも限界を超えているよ」というお知らせですね。

 寝ながら、その頭痛が現実だと知りつつ、行動は夢のなかです。
 あくまで夢なので、詳しく書くことは遠慮します。
 国会のなかの一室で元総理ら要人3人と今後の日本をどうするか協議していたら、「あ、青山さん、やばいよ。衆本 ( 衆議院本会議 ) が終わった。参議院の本会議が始まってしまうよ」と元総理に言われます。
 これは変。
 だって元総理も衆議院の現職代議士ですから、それなら本会議に出ていてここに居ないはず。

 しかし慌てて、参議院の本会議場に行こうとするのですが、何だか国会の様子が一変していて、本会議場がどこなのか分かりません。
 地下では、ホールにたくさんの見知らぬ男女が集まって、談笑している。変だなと思いつつ、隣の部屋に駆け込むと、今度は社交ダンスの大群衆です。
 もっと変だなと思いつつも懸命に走り回っていると、やっと本会議場に続くらしい部屋に出て、その壁に、青年政治家が軽く身体を預けて、ぼくに言います。
「青山さん、違うよ、ここは」
 それは、若き日の中川昭一代議士です。

 えっと思って、ふと自分の手元を見ると、パソコンが無い。
 パソコンはこれまで世界中に忘れてきたけど、必ず、奇蹟のように手元に戻ってきました。
 今回も取り戻さなきゃ、と思って夢から覚めました。

▼そのあと、出張の同行者と、真の国士であった中川昭一さんの話をしました。
 財務大臣のとき、ろれつの回らない記者会見をし、その後に落選。
 落選中に、自宅のベッドの上で亡くなられました。
 その記者会見、あるいは死の原因について、ぼくなりの結論を持っていますが、ここには一切、記しません。

 今回の総選挙で、奥さまだった中川郁子代議士が、午前4時ごろに比例復活をなさいました。

 中川昭一さんの話をしているうちに、激烈だった頭痛が自然に消えていることに気付きました。
 いつもの回復力、自然治癒力であると同時に、さて、何かがあるのか。
 それは天だけがご存じです。





 
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