On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2021-12-15 08:25:43
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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みなさん、よろしければ、このコメントを見てください  これにも耐えねばならないことを覚悟して、できれば異業種から国会議員になってください

▼「情けない」というタイトルの書き込みです。
 あえて、原文をそのまま引用します。
 ただし、実名と思われるお名前がありますが、それはもちろん決して公開しません。

~ここから引用~
北京冬季五輪に政府代表を派遣しない「外交的ボイコット」について日本政府 岸田総理は「国益の観点から自ら判断する」と発言していますが、言い換えれば「人権問題より国益が大事」
なんと情けない国になってしまったんだろう。
自民党議員の仲からも「この発言はおかしい!」と言う大きな声があがらないのも情けない
先人達が積み上げてきた日本人の誇りや名誉が崩れ落ちてゆく姿を自民党のせいで見ることになるとは情けない
言いたくはないが青山先生はこの件に何か行動されましたか ?
~引用、ここまで。すべて原文のまま~

▼察するに、このかたは12月7日の護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) による岸田総理への直接の面会、外交ボイコットの申し入れ書の手交、そして議論、その前の総理や外務省との度重なる交渉、さらに現在も続く交渉と発信、そのすべてを一切、ご存じないようです。
 そのまま、「何も行動していないのだろう」と決めつけなさって、いきなり非難です。
 また「自由民主党の議員は大きな声を上げていない」とも決めつけておられますが、71人の現職衆参両院議員がまず執行部会を開いて議論し、次に総会を開いて議論を重ね、申し入れ書を決定し、総理に手交して、総理と議論していることは、声を上げていることに当たらないのでしょうか。

 あなたさまが、ご存じないだけでは、ありませんでしょうか。
 上記のコメントを寄せられたこのブログで、経緯も、文書そのものも無条件で公開して、発信しています。
 また同じく無償、無条件の発信である動画「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」でも、とっくに詳しく説明しています。この放送回ですね。すでに17万人のひとが視聴されていますが、おそらくはまったく視ないひとからこうした非難がやって来ます。

 このかたは極端です。
 ただ、これに類似した非難が、良く届きます。
 このかたを含めて、個人をどうこう言うことはありません。
 社会にこういうことがあることによって、やる気を無くしかけても、まぁ、ふつうはおかしくはないですよね。
 しかし、これにもじっと耐えるのが、議員を続ける条件のひとつというのが現実です。
 意欲のあるかたこそ、あらかじめ覚悟を定めていただきたいと願います。

 ちなみに、ぼく自身はまったく、びくとも致しませぬ。もう慣れっこですしね。




 
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