On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2021-12-26 10:46:17
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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憤激のあまり、目が覚めました  時計をみると、午前2時40分でした

▼いま国内出張中です。
 出張中のほうが、いくらか正常な時刻に寝る時間をつくれる場合があり、ゆうべは珍しく午前1時半ごろに就寝しました。
 ところが夢のなかで、まったくの虚偽の中傷である「資料」を持ってきた人物に対し、怒りが大爆発して、猛然と戦う自分に驚いて、目が覚めてしまいました。

▼しばらくホテルのベッドに座っていて、気がつきました。
 北京五輪の外交ボイコットをめぐる岸田総理の決定について、きちんと「橋本聖子五輪組織委員会会長は派遣すべきではない」といった点をこのブログで責任をもって記しているにもかかわらず、あたかもぼくが全面的に、無条件に決定に賛成しているかのような、書き込みを見たことがきっかけだと思います。

 もちろん、そんな書き込みであっても、外国の工作機関におカネをもらって出鱈目な中傷誹謗をネットを使って行っている人々よりは、ずっと可愛いものであり、どうということは全くありませぬ。
 しかし、その書きぶりに呆れ果てたのです。
 まるで、おまえに教えてやろう、とでも言うような、自分を隠した無責任な書きぶりに、そのひとの正体が顕れていて、それが引っかかっていたのです。

 単なる引っかかりに過ぎないのですが、そこから、内心で抑え込んでいる「カネのために同胞を裏切る人々」や、外国の卑劣な工作活動に対する怒りにじわじわと火が付いて、眠りの夢の中の世界で、抑制が取り除かれて大爆発になったのだろうと思います。

▼さて、それはそれ。それだけのことでもあります。
 その後、目が覚めたついでにすこし仕事をして、再び眠りに就き、わずかな時間であってもすやすやと眠り、さっぱりとあらためて目覚めました。
 そして正常な時間に朝食をとり、仕事をすることができていました。

 まもなく独立講演会@神戸へ向かいます。
 これまでは関西の他の地域にて、感染症対策をとりながら、久しぶりのIDC ( インディペンデント・クラブ ) の集会を開き、志あるみなさんとお会いしました。
 インディペンデント・クラブは、ぼくと現場、ザ・ゲンバを訪れ、一緒にその場で考えるための集まりです。ここです。

▼独立講演会は今、これも非常に久しぶりの大阪開催の分を募集しています。
 2月6日の日曜です。
 ここをご覧になって、よろしければお逢いできることを、胸の底から、楽しみにしています。
 講演主宰者の独立総合研究所の担当者が、ようやく見つけた新しい、適切な会場です。










 
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