On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2022-01-07 18:25:28
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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新年最初の部会は、国防部会です  日本の安全保障が北朝鮮のHGVによって一変しているという根本問題をも議論しました



▼国防部会に参加している制服の自衛官4人、いずれも士官です。 ( 士官のことを日本では、幹部自衛官という奇妙な名で呼びます )

 ここ数年、努力してきて、制服の自衛官が部会で発言する場面も生まれています。
 きょうは防衛省内局と外務省の答弁だけであり、自衛官の発言がありませんでした。
 部会のあと「発言してくださいね」と声を掛けておきました。



▼国会がまだ開会していませんから、参加議員は少ないです。
 いつも言うように、部会は、役員でない議員はすべて自由参加なのです。出席もとりません。どの部会に参加しても、まったく顔を見ない議員もありのままに申せば、います。
( ただし、役員はきちんと出席されます。宮澤博行・新国防部会長、小野寺五典・安保調査会長をはじめずらりと揃っておられました )

 逆に言えば、「国防は票にならない」と言われ続けてきた (・・・この頃は変わりつつあると信じます ) なかで、国会閉会中に国防部会に来ている議員を、ぼくは内心で、えらそうな言い方になって申し訳ないですが、評価いたしています。
 ぼくの向かい側は稲田朋美・元防衛大臣、その横は、堀井巌・元外務政務官、さらにその横は高木啓・護る会事務局長、窓際は山本朋広・元国防部会長、おひとりを置いて、長島昭久・元防衛政務官と、ずらり護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) メンバーが今日も揃っています。

▼議題は、北朝鮮が発射したばかりの新型ミサイル、極超音速滑空体 ( HGV ) のほんとうの脅威はどのようなものかということが中心です。
 防衛省の防衛政策局長は、しっかりと率直に答弁されました。
 ぼくは最初に挙手をして、あえて7問という沢山の問いかけをしました。
 なかでも「もはや、これまでの日米安保体制頼みでは守れなくなっている」という根本的な問いかけをしました。
 これに対して防衛省は逃げずに、「日本独自の防衛手段も、レーザー兵器をはじめ追求していきます」と答えました。

 もちろん慎重さを失わない答弁ですが、画期的な積極性も伺える答弁となったと、考えます。
 詳しくは、11日に収録する「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の初荷収録で、語ります。

▼議員会館の青山繁晴事務所へ戻ると、仕事部屋の書類の山だけではなく、ここでも膨大な書類の山脈の整理に着手しました。
 覚悟を決めてかなり集中的にやりましたが、ここの書類には重大なものが少なからず含まれていて、特に注意をして確認しないといけないこともあり、まだ、全体の100分の2、いや1.5ぐらいかな。

 どんな重荷も重荷とせず、どんどん、さらりとやっていきます。

 自由民主党本部と国会に出ると、当然、閉会中を活用して外で動いたり、原稿を書きつつ電話で政治的な交渉を行ったりするのとは別の忙しさがどっと襲ってきます。
 正直、自分の選挙どころじゃないっす。
 不肖ぼくと同じく7月10日 ( 予定 ) の参院選に出る他の議員は、みごとに誰も姿を見ません。選挙対策でしょう。しかし他の人をどうこう言うのではなく、全くなく、おのれが良いと考える道を往きます。
 いつも通りです。





 
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