On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2022-01-08 17:28:25
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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つれづれ本音日記  その切れ端

▼ぼくらの国会@広島を延期としたことについて、参加される予定だったかたからも、今回は参加できない予定だったかたからも、残念に思っておられるコメントをいただき、感謝しています。
 みなさんが理解されたとおり、中止ではなく延期です。
 リベンジ開催のときに参加されることを、こゝろから待っています。

▼さて、土曜であることとはまったく関係なく動いています。
 ゆうべと言うより、きょう未明2時半ごろに変事があり、まずは終日、これに対応しています。
 予想外だからこそ変事ではあるのですが、それにしても予想外のことです。
 具体的に記せなくて申し訳ない。

 苦況であればあるほど実感することがあります。
 それは、おのれのなかに海より深い愛が育っていることです。
 そのためには、『国会議員は1期のみで終えて自由になる』というほんらいの望みも捨てて、7月の参院選に再出馬します。
 しかし当選することだけを狙った策は凝らしません。歩みは変えません。

 最近、信頼する議員、前議員の選挙活動について裏の裏側を知る機会があり、ご本人(複数)に直接、反対意見を申しています。
 ぼくは仕事の主要分野のひとつが情報であり、ずいぶんと裏も見てきました。
 しかし、これほどの深い闇が実際にあるとは、考えませんでした。
 それを知るようになったのも、主権者・国民の負託によって、現場の国会議員を5年半、務めてきたおかげだと考えています。
 であるなら、そうした裏側とはまったく違う道があることを、みずからの身体を持って、ベテランの議員や前議員にお示しする義務もぼくにはあると考えています。
 5年半前に、一切の癒着を拒否し、何の裏もない、遊説だけの選挙によって、議員となりました。
 それを今回も決して、変えません。

 結果は・・・生易しくないでしょう。こういう天をゆく雲のようなやり方は、初回こそたまたま結果を出しても2回目からは思わぬ失敗に終わることが多いことを経験から知っています。
 しかし、まさしく結果は、天と、主権者・国民のご意思にお任せするだけです。

▼なぜ、こんなに深く、ひとを愛するようになったのか。
 子どもの頃から、ひとが好きではありました。
 映画を好きになったのも、ひとり悩む若い時の夜に、画面で何かひとが動いていればそれだけで気持ちが落ち着いたからです。

 しかし、これほど深く、広くはなかったと思います。
 なぜこうなったのかは分かりません。
 ずいぶんと人に裏切られてきた現実もあり、最近もそれが重なっているのに、意外です、ほんとうに。
 子どもの自分が、もしも将来のおのれを見たとして、いちばん予想外なのは、このこゝろのなかの愛でしょう。

 世界を歩き、足元も見つめて歩き、この5年半は、国会で、報われることの一切ない毎日を送ってきました。
 その日々が自然に育んできたのでしょう、か。

▼仕事は土日関係なく続いても、ふだんはまさか言えないこんな恥ずかしいことを公然と記せるのは、やはり土曜日にはきっと沢山のかたがたが、武漢熱のさなかにありつつ、ふだんよりはリラックスされているのではないかと勝手に思うからです。

 きょうも仕事というひとには、ちゃんと代わりの休みがありますように。
 平日に休むのも、また別のメリットがあったりしますもんね。
 代休もなかなか取れないひと、その代わりの良いことがどこかで待っています。

 オミクロン株をはじめ武漢熱に感染したひと、きっと快復します。
 そのためにも働きます。





 
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