On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2022-01-10 13:17:00
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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(ひとこと書き加えました)  一身を浄めて

 まもなく第122回独立講演会へ出発します。
 先ほど、いつものように頭から爪先までの全身に、冷たい水を浴びて、浄めました。

 実際、凄絶に冷たい水です。
 叫ばずにはいられません。
 滝壺で水に打たれる行者を京都で何度か見ていますが、叫んでいるらしい人も居ました。滝の音にほぼ掻き消されていますが、口が懸命に叫んでいます。
 その振る舞いが正しいのか正しくないのかは、ぼくには分かりません。
 しかし、ここはいわば滝壺という公共の場ではなく、個人の住まいの風呂場ですから、思い切り叫びます。
 叫ぶとなぜか、氷のような水に充分に耐えられます。
 アルペンスキーで猛速に耐えるとき、わぁーっと叫びながら滑降するとスピードに負けない、それと似ているなと、いつも思います。

 こうやって浄めると、重い疲労も、長く風邪気味であることも ( 武漢熱ではありません ) 、鋭い腰痛も、とにかくいったんは綺麗に吹き飛びます。
 身体が驚いて、しゃきっと体勢を立て直すのが、よく分かります。

 こうして独立講演会に臨んで、4時間半以上、立ちっぱなしで主権者・国民に、この場でしか申せない水面下情報を含めて、伝えます。

 気持ちとしては、一身を浄めての、出陣です。
 味方の中へ参るのですから、出陣ではないと仰るひとも居るでしょう。
 しかし、ぼくの味方は国会外では、まさしくふつうの人々だけです。国会内には、護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) の同志議員72人と共に居ます。国全体では、ふつうのみなさんだけです。いかなる団体も付いてはいません。
 そのみんなを鼓舞するために行くのですから、出陣でなくて何でしょう。

 さ、全身がぽかぽかしてきました。
 きれいな血が駆けめぐっています。
 数日前に突然の大出血がありました。鼻血です。子どもの頃から鼻血を出す少年でした。慣れています。しかし今回は奔流のように凄まじく、溢れに溢れて、眼にまで入りました。これは生まれて初めてです。
 それでも、ほとんど何ひとつ汚すことなく、落ち着いて収めました。

 今は、その血も体内に収まり、いつものようにぼくを支えてくれています。
 祖国と国民のための独立講演会です。
 東京は有楽町へ向かいます。みなさんと同じ目的地に向かっています。痛快ではありませんか。対中強硬派、独立貫徹派の群像が、ただ一か所に集うのです。




 
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