On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2022-01-13 07:41:43
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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(書き足しました)  はやっ  人間ドックも生中継・その2日目

▼病院から指示されたとおり、朝5時45分から取り組んで2時間もしないうちに、ぼくの腸はすっかりカラになりました。
 まだ下剤はたくさん残っているんですけどね。
 腹痛もまったくありません。

 なんというか、元気な腸です。
 何年か前に大腸癌の手術をしているんですけどね。( 議員になる前です )
 ただし、たっぷりと切り取った腸を病理検査に回したら、癌らしいものは見つからなかったそうですが。
 それより、手術から数日後に、入院中の大病院からそう遠くない東京都内の講演へ予定通りに行き、そのあと深刻なイレウス ( 腸閉塞 ) に襲われて、そちらの方で死にかけました。
 しかし、講演をキャンセルされると主宰者のかたはたいへんですから。
 ポスターを刷られていたりするし、チラシを配っておられたりするし、人はもう集まってくるんですから。

 イレウスを抱えながら、自宅の目の前にある信頼する開業医で痛み止めの点滴を4度受けて、東京から兵庫県の尼崎まで講演に行きました。
 会場のホールに人が沢山並んでおられるのを遠目に見て、ああ、来て良かったと思いました。
 楽屋口からぼくが入るのを見て、走ってこられた女性もいらして、「ガッカリさせないで良かった」と思いました。
 舞台のうえで念のため、開業医さんの言葉通りに「きょうは講演中に腸が破裂するかも知れないので、そのときはごめんなさい」という趣旨を話したら、みなさんは下手な冗談だと思ったそうです。
 きゃはは。
 ぼくの敬愛する実業家、池田香美代さんの記憶にも、まだ新しいそうです。

 それを克服したあと、腸は元気いっぱい。
 家族や秘書さんをはじめ、周りのひとにとってみれば、ぼくの元気の象徴かも。
 胃はもともと丈夫なので、この胃腸が、ぼくを支えるひとつです。

 この1年、多忙に負けて鍛錬をサボってきたので、毛細血管の後退を感じるほど代謝能力が落ちているのを痛感しています。
 この人間ドックはきっと、それを確認する機会になるでしょう。
 それでもまだ、戦うための拠点が、おなかの胃と腸にある感じです。
 両親と天に感謝しつつ、来年の人間ドックへ向けて、今度は負けずに、鍛錬を再開していきます。

▼まもなく病院でのドック2日目、再開です。
 ゆうべは野党の大物と久しぶりに電話でじっくり話しました。
 本日も何もかも同時進行です。病院や他の人にいかなる迷惑も決して掛けないで、進めます。




 
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