On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2022-01-21 17:10:09
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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早朝の議連の有意義な議論から始まって、そのあとは国会本番の日程です

▼正直、短くはない本会議の4時間40分が終わると、すぐ、予算委員会です。
 ついに、同期当選の議員でただひとり、1期の任期6年のすべてを通じて予算委員であり続けるようです。
 馴染みに馴染んだ、古くて傾いた椅子に、きょうも座りました。

 本日は、鈴木財務大臣から、令和4年度予算の趣旨説明がありました。

▼本会議場や、予算委員会室は、メディアのカメラマンは写真が撮れます。
 しかし議員は基本、撮れないので、写真がありませぬ。
 ま、ニュースを視るひとは、ご覧になれますね。

▼与野党の議員と、記者、カメラマンがみな見ているときのことですから、ここで言ってもいいと思いますが、委員会が始まる前の時間に岸田総理が話しかけてこられて、懸案についてすこし話しました。
 もちろん小声ですから、内容は周りには聞こえなかったと思います。
 このブログは無条件の公開情報ですから、内容は書きません。ごめんなさい。

 ぼくのブログにはますます、岸田政権への憤怒、不満、疑問のコメントが溢れています。
 そうではない意見は滅多にありません。
 いずれにせよ、ぼくは凡ての意見を踏まえて、総理にも、どなたにも、淡々と接し、こゝろを開いて議論し、粘り強く諦めずに交渉しています。

 すべてという日本語には、沢山の漢字があります。
 そのうち、凡て、というのは国際語で言うと、 comprehensive あるいは total ですね。
「全部を、一切を」と望んでも、いやいや全部になりません。
 なにかが漏れていてもいいのです。しかし、大切なところは包括的 ( comprehensive ) に、総体として ( total ) ちゃんと含んでいますよ・・・というニュアンスがありますね。
 好きな日本語です。




 
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