2022-02-14 06:48:57
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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処女小説だった「夜想交叉路」の改稿は・・・
・・・月曜の朝になってしまったので、頭の一隅での進行になります。
いったん完成していた元の原稿は、今のぼくの眼からみると「これでよく文學界新人賞の最終候補4篇のひとつになったなぁ。食い足りない」と思うところと、「これはこれで完成度が高いので、すこし手を入れ出すと、全体が音を立てて崩れて、変わってしまう。つまりは部分改稿では無理。新しく書きおろすのと、ほぼ同じ努力が要る。これは、隙間時間だけでやるには、大変すぎる作業だよ」と考えるところと、両方があります。
矛盾した話ですが、真実です。
これが文学でもあります。
改稿しないでそのまま世に出して欲しいという声が、びっくりするぐらい多く、この地味ブログに寄せられています。
ところがぼくは、夜想交叉路というタイトルも変えることを考えています。
愛着は深いのですよ、このタイトル。
しかし著者が自分の付けたタイトルに愛着を感じて、変えられないものとするなら、それは職業としての書き手のすることではありません。
前述のように、改稿というよりは、元のおのれの完成作を土台に新しく書きおろすという方向に変わっていきつつありますから、タイトルも聖域ではありませぬ。
いずれにせよ、しばらくは頭の隅だけで進める改稿になります。
いったん完成していた元の原稿は、今のぼくの眼からみると「これでよく文學界新人賞の最終候補4篇のひとつになったなぁ。食い足りない」と思うところと、「これはこれで完成度が高いので、すこし手を入れ出すと、全体が音を立てて崩れて、変わってしまう。つまりは部分改稿では無理。新しく書きおろすのと、ほぼ同じ努力が要る。これは、隙間時間だけでやるには、大変すぎる作業だよ」と考えるところと、両方があります。
矛盾した話ですが、真実です。
これが文学でもあります。
改稿しないでそのまま世に出して欲しいという声が、びっくりするぐらい多く、この地味ブログに寄せられています。
ところがぼくは、夜想交叉路というタイトルも変えることを考えています。
愛着は深いのですよ、このタイトル。
しかし著者が自分の付けたタイトルに愛着を感じて、変えられないものとするなら、それは職業としての書き手のすることではありません。
前述のように、改稿というよりは、元のおのれの完成作を土台に新しく書きおろすという方向に変わっていきつつありますから、タイトルも聖域ではありませぬ。
いずれにせよ、しばらくは頭の隅だけで進める改稿になります。