On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2022-02-24 20:25:20
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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予算委員会のわずかな隙間、ほんらいは昼食の時間に国会議事堂から議員会館へ走って帰り、プーチン大統領が実質的に攻撃を宣言した直後に、動画の収録を始めました・・・


( 予算委員会の前の外交部会で、中国が日本の外交官を拘束した事件を追及しています。発言はしっかり述べましたが、顔は、目は、寝てますね、これ。 それでも、この4時間後の動画収録では、ちゃんと起きていたみたいです。
 いつも通り、杉田水脈代議士が撮ってくださいました )


・・・その動画が、これです。
「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の第287回として、ロシアのウクライナ侵攻を「日本が真の独立をせねばならない時が来た」という視点で、語っています。

▼今回の収録と、それからこれからしばらくの間の収録は、ふたつの困難と共に行うことになります。
 それは動画の冒頭に、ありのままに話しています。

▼大統領を選挙で選ぶ民主主義の国ウクライナが、独裁主義のロシアに侵されたという歴史が残るであろう今日、令和4年2月24日木曜は、まず朝7時台に自由民主党本部に入り、8時から外交部会に参加しました。
 外交部会のテーマは、ウクライナ危機と、中国で日本の外交官や邦人が拘束される事件などを扱いました。
 ぼくは朝9時から参議院の予算委員会に出席せねばならず、不本意ながら、この外交部会を中座せねばなりません。
 そこで、あえて、中国による拘束事件に絞って発言しました。
( これは、次に収録する動画か、次の次に収録する動画で話します )


( 外交部会は今朝も朝早いですが、満場の出席です )


 そして急いで、党本部から国会議事堂に移動し、赤絨毯の階段を3階まで駆け登って予算委員会へ。
 午前の審議が終わると、飛び出して、今度は議員会館の青山繁晴事務所へ。
 体力が必要な予算委員会ですが、昼ご飯は諦めて、動画の収録を開始。
 ハラヘッタ。

 正午にプーチン大統領がロシア国民に向けて、実質的なウクライナ攻撃宣言をしたのを確認したうえで、収録を進行しました。
 単にウクライナという欧州の国が侵攻されたのではなく、第二次大戦後の第4期に世界が入っていること、そこでは日本の真の独立が求められることを話しました。
 そして収録しているあいだに、実際にウクライナ侵攻が始まっていたのです。

 ぎりぎりで議員会館を飛び出し、再び、国会議事堂へ。
 ひとに迷惑をかけないように走って走って、予算委員会の部屋へ。
 そして予算委員会で午後1時から午後の審議が開かれる直前、その5分前に、ロシアのウクライナ侵攻を知りました。

 午後2時半ごろに、侵攻の影響で、予算委が中断。
 また走って、議員会館の青山繁晴事務所へ戻り、水面下の情報を収集。
 同時進行にて、大急ぎで、公開情報をこのブログに書き、水面下情報を東京コンフィデンシャル・レポート ( TCR ) に書く。

 また国会議事堂に戻り、必死に走って、午後3時半の予算委員会の再開にぴたり、間に合う。
 再び、委員会室の古い、傾いた、腰にも精神にも辛い椅子に座り続けて、審議をひたすら聴く。

 午後5時半過ぎ、ようやく審議が終わると、自由民主党の本部へまた入り、安倍元総理が安倍外交を振り返るオフレコ講演の、残りのわずかな部分を聴く。
 自由民主党の会合は、予算委員会の開催に気を遣ってくれない。たぶん、それをやるとキリが無いからでしょう。

『しかし、ほんとうはフルに聴きたかったな、この6年ずっと、同期議員で唯ひとり予算委員であり続けているから、ずいぶんと部会も何もかも犠牲にはなっているよね』と思いつつ、これも同時進行で、上記のレポート、TCRの第1249号の仕上げを急ぐ。
 党本部の会合は、端っこに座っている立場のときに限り、これが可能です。

 オフレコ講演が終わり、他の議員からウクライナの真相を尋ねられつつ、党本部を出て、自宅へ向かう。
 自宅へ着くと、そのまま寝込んでしまいたい烈しい疲労と眠気に襲われるなか、自分を励まして、TCRを仕上げる。
 そして、無事にレポートは配信されました。

 そうこうするうちに、冒頭で述べた動画がアップされたのです。
 できれば視てください。
 命を削っての動画です。
「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」は無条件、無償で公開している動画ですが、毎回、心身を削り込むように収録しています。
 無条件の公開動画は、外国の工作員も、必ず視ています。そのなかでは、ほんとうのギリギリまで話せる範囲を模索し、追究して、主権者・国民のために話しています。
( スポンサー料はただの1円も受け取っていません。まさか誤解しないでください。おカネのためにやっているのでは、まったくありませぬ。スポンサー料はすべて撮影協力の側に行きます。それがぼくの最初からの希望です )

 そして、できれば、レポート ( 上述のTCR ) も読んでください。
 きょうの侵攻も、正確に予測しました。
 すべて水面下の情報ですから、こうした厳しい限定条件の場でしか、述べられません。
 ここです。
 毎号、精緻に記した文章で伝えています。もう21年10か月、続けている会員制レポートです。

 水面下情報を、文章では無く対面してみなさんにお話をし、質問を受けるのが、独立講演会です。
 それは、ここです。
 こちらは11年、続いています。
 これも毎回、全身全霊で話しています。




 






 
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