On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2022-03-25 03:30:19
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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アメリカ合州国は核保有国とは一度も戦ったことがない。北朝鮮はウクライナ戦争でそれを再確認したからこそ、ICBMを日本のEEZに撃ち込んだのです




▼北朝鮮が新型のICBM ( 大陸間弾道ミサイル ) と思われる長射程のミサイルを打ちあげ、北海道や青森県に近い海、日本の排他的経済水域 ( EEZ ) に落下しました。
 実戦ではなく試射であり、弾頭は空だと思われますが、日本の漁家にとってはたいへんな脅威です。漁撈 ( ぎょろう ) への極めて暴力的な妨害です。

▼北朝鮮がミサイルを撃ち続けるために、ロフテッド軌道という言葉もすっかりお馴染みになってしまいました。
 おおくのかたがご承知のようにロフテッドとは、ミサイルを撃つときに異常に角度を高くして、ふつうに撃てば飛ぶはずの距離は飛びませんが、ミサイルの推力などは確認できるやり方です。
 通常の角度で撃てば、アメリカの首都ワシントンDCやニューヨークに届くというアピールです。

▼ウクライナで赤ん坊や妊婦までもどれだけロシア軍に殺されても、アメリカのバイデン大統領は「ロシアとは戦いたくない」と、軍を動かしません。
 ロシアが核戦力を持っているからです。
「では、ロシアが日本に侵略しても、アメリカは戦わないのか」、「同じく核保有国の中国が日本に侵略しても同じなのか」という疑問が日本国民に生じてもおかしくない情況です。
 これまで日米安保条約があるから安心だと考えてきた日本に、「まず日本自身が日本を護るために戦ってこそ、日米安保条約も機能し、アメリカ軍も動く」というほんらいの鉄則を見つめ直すことが求められています。

▼そのために先日の予算委員会で、まず大戦後の世界を鳥瞰(ちょうかん)し、わたしたちの現在を「戦わざるアメリカを見て、秩序への暴力的挑戦が始まる時代。西暦1945年からの第4期に当たる」と見定めて、日米同盟を真の意味で強化することを岸田総理に問いました。 ( この動画です )

▼冒頭の写真は、きのう3月24日木曜の午後5時半から、自由民主党本部で緊急に開かれた、北朝鮮のミサイルに対する対策本部です。
 ぼくは、ひとつには「全国の地下商店街や地下鉄の駅をシェルターに改装する」という、民間専門家の時代からの長年の提案を実践するよう、政府に求めました。
 実は、この実践、ぼくが国会議員になってからようやく動き始め、今では1100か所がそのシェルターとして指定され、「国民保護ポータルサイト」で公開されているのです。
 しかし肝心の国民にほとんど知られていませんし、指定するだけでは、もちろん全く、まるで、足りません。
 その足らざるところを追及しました。

 日本政府のすべてにおける歩みが遅々 ( ちち ) としていることには、ほんとうは頭がくらくらする思いです。
 主権者・国民の命を何だと思っているのでしょうか。
 詳しくは、「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の次回収録で話したいと考えます。

▼2枚目の写真で、冒頭のあいさつをなさっているのは、「日本の尊厳と国益を護る会」 ( 護る会 ) 副代表の、われらが鬼木誠・防衛副大臣です。
 鬼木さんには、政府の内部から国を変えることに取り組んでいかれることを望んでいます。

※ 「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」はきのうも、何とか時間をひねり出して3本を収録しました。
 しかしきのうは、YouTubeにトラブルがあったそうで、アップされませんでした。
 今日にも1本目がアップされると思います。






 
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