2022-04-05 09:04:32
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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「第二国連、あるいは新しい国際組織を造るというのなら・・・」
※ 杉田水脈代議士 ( 護る会メンバー ) が撮ってくださいました。
柔らかく問いかけようとしているので、垂れ目がよけいに垂れ目です。
▼きょう4月5日火曜の外交部会・外交調査会の合同会議は、駐米大使の経験もある有識者を講師に迎えてミニ講演を聴き、主権者・国民に負託されている国会議員と議論する場です。
そこで、ぼくがこの有識者に問うたのは「国連改革はできない、第二国連、新しいものをつくるのなら、まず考えねばならないことがありますよね」ということです。
( 1 ) ロシアや中国、国連で拒否権を持つ核大国は、現状の国連が実は都合がいい。
拒否権のために身動きできない国連だからこそ、ウクライナに侵略できるし、台湾の武力併合も選択肢になる。
第二国連がもしもできて、うまく行けば行くほど、現在の国連が無力化、形骸化する。ロシアや中国は阻止に動くだろう。それをどうするのか。
( 2 ) 第二国連を造ろうともしも日本が動き出すと、韓国をはじめ、新たなカオスをつくるだろうと予想できる国がある。
ブラジルやインドの動きも、カオスを深めるかもしれない。
つまり国連ができた第二次世界大戦終結時とはまったく情況が違う。それをどうハンドリングするのか。
▼もちろん、ほかに問うべきは山ほどありますが、ひとりでも多くの議員に発言していただくために、短くしました。
また「第二国連」といった考え方は、あくまで、この有識者が分かりやすく語ってくださったことであり、自由民主党の方針でも、国の方針でもありません。言うまでもありませんが。
▼ちなみに、なぜか、答えは一切ありませんでした。
ありませんでしたが、時間切れです。
それに義務のない有識者に、党がお願いして部会に来てもらっています。いつもの政府との議論とは、そこが違います。
政府の場合は、答えが無いでは、済まされません。
こちらも、済ませることをしません。