On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2022-04-22 09:13:53
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
Comments (0)

今朝早く、超党派の国会議員と靖國神社に正式参拝をして参りました



▼写真は参集殿の入り口です。正式参拝なさるかたは、どなたもご存じの場所ですね。そして、どなたでも正式参拝ができます。

▼参拝中は、写真を撮りません。
 撮ってくださることはあります。

 また、「撮られる」こともあります。
 今朝もどっとメディアが詰めかけていました。何か珍しい生き物を見るような眼、何かいけないことをしている人間とその行為を撮る眼だと毎回、感じます。
 思い込みや偏見ではありません。不肖わたしは長い記者経験を持ち、そしてひとをみるのが仕事である作家です。

▼ことしは例年より議員がやや多い気がしました。
 非公式に聞いてみた限りでは、確かに多くて、百人を充分に超えていますとのことです。

▼靖國から真っ直ぐ、議員会館の青山繁晴事務所に出ました。
 秘書さんと一緒なので、階段は使いません。
 するとエレベーターで、淡い友情関係のある誠実な野党議員と一緒になりました。靖國に参拝していた議員ではありません。
「ずいぶんお早いですね」と声を掛けると、「いや、秘書は私より1時間、早く出ています」とのことでした。こういう議員は秘書さんごと、こちらの会派に来て欲しいです。



▼靖國神社からいただいた神饌を、ありがたく、謹んで、お供えしました。



▼神饌が変わったとのことです。
 これはもちろん、国会議員向けの神饌などということは無いと思います。
 どなたでも、正式参拝をなされば、いただけるのではないでしょうか。



▼事務所の神棚は、秘書さんがいつも、丁寧に榊や米、塩、水を換えてくれます。

 靖國神社に正式参拝する度に思うのは、いかに簡素であるかということです。
 世界の宗教儀式を見て、体験してきましたが、これほどの簡素、清楚は味わったことがありません。
 超党派の国会議員、百人を超える大集団であっても、二拝二拍手一拝、これだけで完結です。

 一神教が大勢の、世界の宗教常識と、日本の神道はまるで異なります。
 77年前の占領軍に、俄 ( にわか ) に分かるはずもありませんでした。
 現憲法は、その誤解、あるいは浅い曲解にも基づいて、原文がつくられました。





 
  • 前の記事へ
  • 記事の一覧へ
  • 次の記事へ
  • ページのトップへ

 

コメントは原則非公開です。それをご理解のうえ、投稿してください

名前
タイトル
メールアドレス
コメント
認証入力
画像認証 CAPTCHA Image 画像変更

※入力欄はすべて必須です。
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。
※文字化け等の原因になりますので、顔文字の利用はお控えください。

もう一度、コメントがすべて「原則非公開」であることを確認され、投稿ボタンを押してください。

  • ページのトップへ