On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2022-07-02 18:38:25
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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参院選の深刻な問題  制度がおかしいために、投票される主権者の意思が反映されない重大な事態が続いています



▼ぼくも期日前投票を、きょう7月2日土曜、参院選の11日目に済ませてきました。
 すでに期日前投票に行かれた方の多くから「比例代表の名簿の文字がちいさくて見えない」という声が届いています。
 行ってみると、確かに、これまでの選挙より文字がちいさいですね。
 ぼく自身は老眼の症状がなぜか無くて小さな字もよく見えますが、あれでは困る人が多いでしょう。
 ぼくの名前のうち「繁」をその場で判断するのは困難です。
 上掲の図のように、どうぞ、遠慮なくひらがなで書いてください。

▼さらに、従来から放置されている問題があります。
 それは「2枚目の投票用紙には、個人名を書いても良いし、政党名も書いても良い」という分かりにくい制度になっていることです。
 今回、「6年前の参院選で、青山繁晴に入れたつもりで自由民主党(自民党)と書いて、自分の票が、古い自民党に入れただけになってしまい、自由民主党を中から変えようとする青山繁晴には入ってなかった。それにやっと気づいた」という有権者に、東京板橋区の下町の商店街や、名古屋の駅前で、何人も逢いました。

 また、投票所の係の人に「2枚目の投票用紙には党名を書くんです」という、とんでもなく間違った誘導を経験された有権者が非常に多くなっています。

▼この奇妙な制度は、ほんとうは組織に有利なようにできていると考えます。
 そのカラクリを主権者・国民のみなさんがひとりひとり打ち破って、わたしの名を書きたいかたは、どうぞ上の図を参照されて行動してくださるよう祈ります。

 そしていずれ、この制度を変えていきます。





 
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